映画『Killerman(キラーマン)』の主人公は、麻薬取引に失敗した挙句に車がクラッシュして記憶を失くした資金洗浄屋のモー・ダイモンド(リアム・ヘムズワース)。
予告編では、事故から目覚めたモーが、どうやって手に入れたかすら覚えていない数億円相当の現金とドラッグに困惑する時間もなく、汚職警官たちから執拗に追われる姿がアクションたっぷりに描かれている。記憶がないモーは仲間からも騙されやすい状況にあり、2転3転のドンデン返しが待っている予感がする。
相棒のスカンク役を、Netflixのファンタジー・サスペンスドラマ『The OA』などに出演しているエモリー・コーエンが演じ、モーが一緒に逃げる女性役には、Netflixの刑務所ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のマリッツァ・ラモス役で注目されたダイアン・ゲレーロがキャスティングされている。監督&脚本を務めるのは、犯罪スリラー映画『Cash Only(キャッシュ・オンリー)』でメガホンを取ったマリク・ベイダー。
リアムが記憶を失くした男を演じる『Killerman』は8月30日に全米公開される前に、7月に開催されるファンタジア国際映画祭でプレミア上映される予定で、日本でのリリースは未定。(フロントロウ編集部)