テイラー・スウィフトが長い間、ジャスティン・ビーバーら人気アーティストのマネージャーであるスクーター・ブラウンからいじめを受けていたと明かした騒動に、ついにスクーターが反応。現在は削除されているインスタグラムのストーリーで意味深な投稿をした。(フロントロウ編集部)

「テイラー・スウィフトを買った」

 敏腕マネージャーとして知られるスクーター・ブラウンの会社イサカ・ホールディングスLCCが、テイラー・スウィフトが長年契約を結んでいた音楽レーベルのビッグマシン・レコードを買収し、テイラーがそれを猛烈に批判する声明を発表した騒動。

 とくに、声明のなかでテイラーが「彼が何年もの間、人を操って私にしてきたいじめ」として、スクーターから嫌がらせを受けていたと暴露した点に関しては、ジャスティン・ビーバーが反応するなど物議を醸している。

 ますます騒動が大きくなっているなか、沈黙を貫いてきたスク―ターが、テイラー派の反感を買うような画像をインスタグラムのストーリーに投稿した。

画像: Instagram/Scooter Braun

Instagram/Scooter Braun

 スクーターはインスタグラムのストーリーで、友人で起業家デヴィッド・グルットマンが今回の買収計画について触れ、「友達がテイラー・スウィフトを買った時!!!」とするコメントをリポスト(引用投稿)。このストーリーはのちに削除されたが、早々と目撃したフォロワーたちによってスクリーンショットされて拡散された。

 今回の買収で事実上、スクーターはテイラーのニューアルバム『Lover(ラバー)』を除く過去作の権利を所有することになる。

 テイラーは声明にて、自分の作品が制作とは一切関係を持たない男性たちの手に渡って彼らの利益となることや、その相手が自分に“嫌がらせ”を続けてきたスクーターだったことに怒りをあらわにした。そんななかスクーターが「テイラー・スウィフトを買った」とテイラーをモノのように扱う意見に賛同する姿勢を見せたことや、それをSNSで世間に公開したことに対して、テイラーのファンは「テイラーに対するスクーターの嫌がらせ行為を示すまぎれもない証拠」だと訴えている。 

 ネット上には同様のコメントが多く寄せられており、「#WeStandWithTaylor(テイラーを支持する)」というハッシュタグで多くのファンがテイラーへの支持を表明しているほか、署名サイトのChange.orgに作られたページには、テイラーの楽曲を守ることに賛同する署名が20万件近く集まっている。

 一方でスクーターは、インスタグラムのストーリーに、テイラーを「イジメっ子」と批判するフォロワーたちの投稿を多数リポストしている。(フロントロウ編集部)

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