テイラー・スウィフトの弁護士が、テイラーが13年間所属していた音楽レーベルのビッグマシン・レコードのCEOスコット・ボルチェッタの訴えに反論する声明を発表した。(フロントロウ編集部)

テイラーの弁護士が声明

 ジャスティン・ビーバーを発掘した敏腕マネージャーとして知られるスクーター・ブラウンの会社イサカ・ホールディングスLCCが、テイラー・スウィフトが2018年まで所属していた音楽レーベルのビッグマシン・レコードを買収したことに対し、テイラーが声明を通じて怒りを爆発させた騒動に、今度はテイラーの弁護士が口を開いた。

 テイラーが「悲しみと不快感」を露わにしたTumblrの声明では、自分が生み出した音楽を「買う権利を与えられなかった」と主張。その直後にビッグマシン・レコードのスコット・ボルチェッタCEOがこれを完全否定したが、ボルチェッタCEOの主張に反論する声明をテイラーの弁護士ドナルド・パスマンが米Peopleに発表した。

「スコット・ボルチェッタがテイラー・スウィフトに彼女の音楽の原盤や商標を無条件で購入する機会を与えたことは一度もありません。今回ほかの人(※スクーターという意味)にはその機会を与えたようですが」

 契約内容に関して、テイラーとビッグマシン・レコードのスコット・ボルチェッタの主張は真っ向から対立している。

 テイラーは声明文の中で、自分の作品の権利を持つためには「新作を出すごとに1つのアルバムを取り返せるよう、ビッグマシン・レコードと再契約し直す」しかなかったと訴えたが、ボルチェッタCEOは、レーベルの公式HPを通して掲載した声明で、「この契約を結べば、テイラー・スウィフトの作品すべてが100%すぐさま彼女に移るはずでした」と、主張している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.