ファンも唖然の新プロジェクト
今も根強い人気を誇るドラマ『ブレイキング・バッド』で、主人公のウォルターを演じたブライアン・クランストンとジェシーを演じたアーロン・ポールが、ファンをじらし続けた新プロジェクトの正体がついに判明。
ブライアンとアーロンは、自身のインスタグラムに、「もうすぐ」、「さらにもうすぐ」と、新プロジェクトが動き出したことを示唆するまったく同じ投稿を2週連続で投稿。
この動きに、ファンは2019年2月に映画化されることが報じられた映画版『ブレイキング・バッド』に関する何かが発表されると信じて待ち構えていた。
多くのファンが待ち望むなか、ブライアンとアーロンが再び同じコメントで写真を更新。「コラボレーションは非常に円滑で、あなたも味わうことが出来る。みんな、あと24時間だよ」と謎めいたコメントとともに、ブライアンは器を見つめる自分の写真を、アーロンは器から何かを飲む自分の写真をSNSに投稿した。
新プロジェクトが『ブレイキング・バッド』の映画化に関する情報だと思われていただけに、今度はドラッグの精製ではなく、酒づくりに転身か?と憶測が広がるなか、翌日、ついにその全貌が明らかに。
新プロジェクトのまさかすぎる正体に、口をあんぐりと開ける反応を見せるファンが続出している。
ブライアンとアーロンが満を持して発表したのは、なんと、Dos Hombres(ドス・オンブレス)というリキュールブランド。
2匹のロバのロゴが特徴的なブランドは、メスカルというテキーラもその部類に入るメキシコ特有の蒸留酒。ボトルの中に虫が入っていることでも有名なリキュールを、ブランドンとアーロンが共作したことを報告した。
数週間前からしていたSNSの投稿は、このリキュールブランドの告知のためだった。
ブランドの誕生秘話
SNSに公開されたブライアンとアーロンのコメントいわく、リキュールブランドDos Hombresのローンチには、3年もの月日を費やしたといい、すべての始まりはニューヨークの寿司屋での話し合いだったという。
『ブレイキング・バッド』で築いた特別な関係性を今後の人生にどう反映させていくかを考えた時に、アーロンがメスカル製造に興味を示し、本場メキシコで、本物の職人の手で作られる誰もが認める素晴らしいメスカルを作りたいと提案したのが、Dos Hombresの誕生秘話。
そこから、本当に美味しいメスカルを求めてメキシコの都市オアハカを隅から隅まで渡り歩き、やっとのことで納得のいくメスカルにめぐり合い、この度Dos Hombresのローンチにつながったと、このアルコールにかけた情熱をブライアンとアーロンがコメント欄で紹介した。
ファンの予想とはまったく異なる新プロジェクトの発表に、ファンからは「ローンチおめでとう、すっかり騙された」「予告編じゃないのかよ!」と、様々な声が寄せられている。(フロントロウ編集部)