7月13日に起きた米ニューヨークでの停電によって起きた、ニューヨークらしいあるできごととは?(フロントロウ編集部)

 米ニューヨーク市のマンハッタンで7月13日に大規模な停電が発生。普段なら夜でもネオンの看板や車のライト、街灯などで眩しいほど明るく、眠らない街といわれるニューヨークの街は真っ暗に。

画像: 停電したニューヨークの街

停電したニューヨークの街

 そんななか、停電したことで起きたニューヨークらしいあるできごとが。

エンターテインメントの街で起きたのは?

画像: エンターテインメントの街で起きたのは?

 今回の停電によって、ニューヨークの名物であるブロードウェイミュージカルが中止に。多くの観客が肩を落としていたけれど、ブロードウェイに出演を予定していたキャストたちがなんと街にサプライズ登場。数々のショーのキャストたちが路上に飛び出して歌を披露し、またたく間に街中がブロードウェイのステージに。

 ブロードウェイミュージカル『ハデスタウン』のキャストは、楽器を手に街へ。俳優アンドレ・デ・シールズを中心に「停電だ!」と息ピッタリな演奏と歌で人々を盛り上げた。

 ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』のキャストたちはジャーニーの楽曲「Don't Stop believin'(ドント・ストップ・ビリーヴィン)」を披露。

 ブロードウェイ史上初の女性クリエイターのみで作られた作品として知られるミュージカル『ウェイトレス』のキャストたちも街へ繰り出してパフォーマンス。

 『カム・フロム・アウェイ』のキャストも大勢の観客の前に登場。SNSに投稿された動画には、普段とは違うレアな光景での圧巻のパフォーマンスを、笑顔で楽しむ人々の姿が映されている。

 変電施設からの出火が原因とみられ、約5時間にわたってタイムズスクエアは暗くなり、地下鉄やエレベーターが止まり、約6万世帯に影響が出たという今回の停電。普段とは違う街並みにがっかりした人も多かったはずだが、機転を利かせて多くの人を楽しませたキャストたちの姿が見られたのは、さすがエンターテイメントの街ニューヨーク。(フロントロウ編集部)

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