暑くなる時期や、久々に使おうとした口紅の表面が汗をかいたように水滴がついていたとき、使っていいのか悩むところ。リップに何が起こっているのか、使っていいのか、海外の専門家が解説。(フロントロウ編集部)

口紅の“汗”の正体は?

 口紅の表面に小さなビーズのような“汗”がついていると、見た目にもコワイ。

画像: 口紅の“汗”の正体は?

 この水滴のような、汗のようなものについて、メイクアップコスメやスキンケア製品の成分調合を行なう専門家のステファン・アライン・コーは、「口紅に含まれている油分が、口紅を構成する混合物から出て表面に集まると“汗”になる」と米メディアPopsugarにコメント。汗は油分なのだという。

汗をかいたリップは、使ってもいいの?

 成分のなかから油分が表面に出たとなると劣化しているように思えるし、使ってもいいのか疑問だけれど、ステファンは、「口紅の組成がわずかに変化したことを意味するから、口紅の性能に影響を与えるかもしれない」とコメント。

 絶対に使ってはいけないことはないけれど、テクスチャーなど変化がある可能はあるという。

画像: 汗をかいたリップは、使ってもいいの?

 それでも使いたいときは、“汗”を拭い取り、念のために消毒用アルコールなどを使って表面を殺菌消毒しておくのがオススメだという。

汗をかかないようにするには?

 口紅の表面に“汗”ができてしまう主な原因は、温度変化なのだそう。そのため、防ぐには、涼しく温度が一定しているところに収納しておくことが大切。

画像: 汗をかかないようにするには?

 夏場は、持ち歩いたり冷房の効いたところへ入ったりと温度変化が起こりやすいので、“汗”もかきやすくなるという。

 なお、汗なのかどうなのかわからないときは、カビなどの可能性もあり使用を中止するのが最善だという。リップはとくに唇につけるから体内に入る可能性もあるので、古いものは使わないようにするなど注意が必要。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.