音楽のライセンスを持つ会社PPLが、21世紀にイギリスのラジオで最も流れた楽曲を発表した。(フロントロウ編集部)

21世紀に最もラジオで流れた曲は?

 21世紀にリリースされた楽曲は数知れず。大ヒットした曲が多く存在するなか、今回イギリスの音楽ライセンスを持つ会社PPLが21世紀にイギリスのラジオで最も流れた楽曲を発表。しかし、その結果が意外なものとなった。

 PPLが発表した、イギリスのラジオで最も流れた楽曲は、2006年にリリースされたロックバンド、スノウ・パトロールの「チェイシング・カー」。

画像: 21世紀に最もラジオで流れた曲は、日本のテレビ番組にも採用されたあの曲

 これだけでは、ピンとこない人もいるかもしれないが、この楽曲は、人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』の挿入歌として使用され、日本でもリアリティー番組『テラスハウス』のエンディング曲として使われていた楽曲。

 「チェイシング・カー」は、イギリスのラジオで最も流れた楽曲ということで、音楽チャートで1位を獲得した楽曲かと思いきや、じつはUKシングルチャートの最高位は6位。しかし、166週(3年以上)もの間トップ100にランクインし続けたロングヒットナンバー。

 スノウ・パトロールのフロントマンであるゲイリー・ライトボディはこの結果を受けて、「信じられないよ。どうしてこうなったかわからない」と、驚いた様子で胸の内を英BBCに明かし、続けて「この楽曲は、感情をあらわにしているシンプルな曲だ。恥ずかしげもなく愛を歌っている」と改めて楽曲の説明もした。

 2019年は、スノウ・パトロールにとって25周年の記念すべき年。そんな記念すべき年に、イギリスのラジオで最も流れた曲として認定されたスノウ・パトロールは、8月16日から行なわれるサマーソニックでパフォーマンスを行なうことが決定。さらには8月19日に、渋谷 CLUB QUATTROで単独公演を行なうことも決まっており、イギリスで最も流れた楽曲として認定された「チェイシング・カー」を生で聞ける可能性が高い。(フロントロウ編集部)

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