人気雑誌Sports Illustratedが、マイアミ・スイム・ウィークにて水着のファッションショーを行なった。(フロントロウ編集部)

人気雑誌が水着コレクションを開催

 毎年マイアミにて行なわれるマイアミ・スイム・ウィークは、ファッションウィーク同様に、多くのブランドが水着の新作を発表するコレクションを開催。その中でも注目を集めるのが、アメリカの人気雑誌Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)が行なうファッションショー。

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 このファッションショーは毎年話題になり、絶賛されることが多い。マイアミ・スイム・ウィークに登場する他のブランドと同じく、いたって「普通」のファッションショーなのに、なぜ称賛されるのか。それは、ランウェイを歩くモデルたちのキャスティングにあった。

 Sports Illustratedのファッションショーは、サイズゼロの一般的なモデルと一緒に、プラスサイズモデルをはじめ、ヒジャブを被ったモデルや車イスのモデルなど、様々な背景があるモデルたちが共演する。

 2019年のファッションショーも多くのモデルたちが参加。プロのダンサーとして活躍するも、その後怪我を負い、歩く力が弱くなり車イスを使うことが多くなったダニエル・カーターは、車イスで登場し、その後自ら立ち上がりポーズ。

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 美しいボディーを持つ55歳のキャサリン・ジェイコブは、惜しげもなくビキニ姿を披露。

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 そして脱毛症のクリスティーは、ウィッグを被って登場するも、ランウェイを歩いている間にウィッグを取り、ありのままの自分を堂々と見せつけ、会場を沸かせた。

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 その他にもヒジャブを被ったモデルとしてお馴染みのハリマ・アデンが、イスラム信者の女性のために作られたブルキニという肌を覆ったデザインの水着を着用したほか、多くのプラスサイズモデルたちがカーヴィーなボディーで力強くランウェイを歩いた。

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 体形やハンディキャップ、年齢など関係なくモデルたちをキャスティングし、多くの人にステージ上で輝く機会を与えているSports Illustratedのファッションショー。過去には、授乳をしながらランウェイを歩くモデルなども登場し、今の時代にあった多様な人が登場するファッションショーを展開し続けているのが称賛され、毎回注目を集めている。(フロントロウ編集部)

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