スティックタイプの口紅からバームタイプのリップ、クレヨンリップなどいろんなリップがあって、どれもそれひとつでリップ・メイクは完成する。
けれど、リップライナーを使うと唇をよりふっくらさせたり、口角が上がっているようにメイクで見せたり、リップを落ちにくくしたりと、さりげなく、よりこだわったリップ・メイクができるから、魅力的なリップをつくるためにリップライナーも使いこなしたいもの。
そこで、海外のメイクのプロがシェアした、「リップライナーを使いこなすコツ」を紹介!
コツ1 リップクリームを塗ってから使う
リップライナーは、リップペンシルなど芯が固めで、描くとしっかりと唇に密着するものが多い。そのため、乾燥した唇にリップライナーで描こうとしても線がガタガタになってしまうなど、上手なラインを描きにくい。
セレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのティファニー・ホール・スカーマナは、「リップライナーをスムーズに引いたり、流れるようなラインを描くために、まず唇に軽くリップクリームをつけて唇のコンディションを整えて」と、米メディアMakeupにコメント。
リップクリームを塗りすぎるとリップ・メイクが落ちやすくなってしまうので、ごく軽く、唇を整えるためにつけるのがポイント。
コツ2 優しいタッチで描いていく
リップライナーは、ごく優しいタッチで描いていくと自然に、美しく仕上げることができるという。
もしリップライナーが硬すぎると、描くときに唇に強く押しつけるようになってしまい、狙ったようにラインを描けなかったり、濃さが調整しづらくなったりする。
硬いかどうか、比較対象がなくてわからないときは、唇がリップライナーに引っ張られているかどうかをチェック。引っ張られているようならリップライナーが硬すぎるのだそう。
硬い場合、ティファニーは、「人差し指と親指でリップペンシルの先端を温めるようにしてみて」と、熱ですこし柔らかくしてから使う裏技を紹介。
コツ3 自分の唇の形にそって描く
ふっくら見せるためにオーバーラインに描いたりするメイクテクはあるけれど、もともとの唇の形から大きく外れると、デフォルメされたメイクに。
気負いすぎていない、今っぽいナチュラルさを演出するためには、オーバーラインで描くとしても自分自身の唇の形にできるだけ近づけるように描くことが、自然に仕上げるためのコツになるという。
ティファニーは、唇はすこし開けて、より唇の自然な形にしてから、リップライナーはひと息に描かず、細かいストロークで丁寧に描くようアドバイス。
リップ・メイク好きは、試してみる価値がありそう。(フロントロウ編集部)