ジメジメして湿度も高く暑い季節は、メイクの前には軽く保湿をするほうがメイクも崩れにくく、重さがないので過ごしやすい。けれど、エアコンで乾燥した空間にいると、うるおいが不足して肌のツッパリを感じてしまうことも。
一度メイクをした状態で乾燥すると、その上からクリームやオイルなどの保湿剤を塗るとメイクが崩れてしまうし、メイクを落として一から保湿しなおすのも現実的ではない。
そんなときにオススメの「保湿方法」を海外のメイクアップ・アーティストが紹介。
メイクセッティングスプレー
セレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのティム・クインは、イチオシの方法は「さわやかなメイクアップセッティングスプレーを使うこと」と、米メディアMAKEUPに紹介。
「メイクセッティングスプレー」は、メイクをした後に吹きかけることでメイクをしっかり固定させて、持ちを良くするスプレータイプの化粧水。メイクのセットとして仕上げに使うだけではなく、保湿効果も期待できるので、普段素顔のときにスキンケアとしても使用できる。
もともとはメイクをセットさせる目的のものなので、乾燥したときにメイクに吹きかけても、くずれる心配もナシ。
また、さらに乾燥した時の対策も紹介。ティムは、「非常に乾燥してメイクにヒビが入ったかのようになっている場合は、フェイスオイルを少量、メイクの上に置いてみて」とアドバイス。
オイルをつけてこするなどするとメイクが落ちてしまうので、少量を狙った位置に置くようにするのがポイントなのだそう。
乾燥しないようにするヒント
頻繁に肌がツッパたように乾燥するときは、メイク方法を見直すのも手。ビューティインフルエンサーのニッキ・アポストロウによると、「スキンケアをして肌にうるおいを与えたあとは5分ほどそのままにして、しっかり肌が吸収できてからファンデーションを塗ると良い」とアドバイス。
5分間は髪のセットや別の支度をして、その間にもし肌がすでに乾燥したとしたら、保湿が足りていない証拠にもなる。
エアコンが効いた空間でも1日快適に過ごせるよう、乾燥が気になる人は参考にしてみて。(フロントロウ編集部)