イギリス王室のキャサリン妃の「プチ整形」疑惑に王室広報が声明を出して反応した。(フロントロウ編集部)

美容整形クリニックが「ビフォー&アフター写真」を投稿

 キャサリン妃や夫のウィリアム王子が暮らすケンジントン宮殿から約10分ほどの距離にある美容整形クリニックのドクター・メディスパ(Dr. Medi Spa)が、肌のたるみやシワを目立たなくする「ボトックス注射」の施術前後の比較と示唆して、キャサリン妃の顔を写した2枚の写真をインスタグラムに投稿。

画像: ©Dr Medi Spa/ Instagram

©Dr Medi Spa/ Instagram

 額や目の下のシワが改善されたように見える写真に、「私たちのケイト(※)もベビー・ボトックスの大ファンです」、「額のシワがだいぶ減っているのにお気づきでしょうか。眉の中間部が下がり、眉尻が上がっているのがお分かりいただけますよね」などとコメントを添え、ボトックス注射のアンチエイジング力について宣伝した。

※キャサリン妃の愛称。

 この投稿がきっかけで、キャサリン妃がプチ整形を行なったのではないかという疑惑が浮上。

 ドクター・メディスパがケンジントン宮殿からほど近い場所にあることも相まって、キャサリン妃がお忍びで施術に通っているのではないかとのウワサも囁かれることとなった。

 しかし、これに対し、ケンジントン宮殿の広報担当者が米The New York Timesへの声明を通じて「断固として事実ではありません」とキッパリと否定。「ロイヤルファミリーが商業活動を宣伝することは決してありません」とキャサリン妃の写真がドクター・メディスパの宣伝に利用されたことにやんわりと難色を示した。

 ドクター・メディスパ側は、キャサリン妃が実際に同施設のクライアントなのかという質問には「機密保持契約に関わるためお答えできません」と含みのある回答。

 ドクター本人が行なったという投稿の主旨については、「ベビー・ボトックスを施術することにより、どういった変化がもたらされるかということをお見せしたかっただけです。ごく自然な仕上がりであり、非常に優れたアンチエイジング法だということをお知らせしたかったのです」と説明している。

 ちなみにベビー・ボトックスとは、通常のボトックス注射と同様の効果が得られるものの、より自然な仕上がりが期待でき、ボトックス注射の副作用である表情が固まるいう症状が無いマイルドな施術なのだそう。

 ドクター・メディスパは投稿内でキャサリン妃を「私たちのケイト」と呼んだことについて、“同施設の顧客”という意味ではなく、“イギリス国民が愛するケイト”という意味だったと弁解。その後同投稿を削除した。(フロントロウ編集部)

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