2014年にピューリッツァー賞を受賞し、世界で300万部を売り上げた小説『ゴールドフィンチ』は、美術館爆破テロで母を亡くした少年テオが、その時に美術館から持ち帰った1枚の絵画と共に歩む波乱万丈の人生を描いている。
映画『ゴールドフィンチ』では、爆破テロに巻き込まれた当時13歳の青年テオの役を映画『ピートとドラゴン』や『ワンダーストラック』で知られるオックス・フェグリーが演じ、大人になったテオ役には映画『ベイビードライバー』や『きっと、星のせいじゃない』などで知られる注目若手俳優のアンセル・エルゴートが抜擢。アンセルのメガネとスーツ姿も見どころ。
テロの後、母親を失って孤児となったテオを引き取る義母ハーバー夫人の役として、女優ニコール・キッドマンが、テオの少年時代の親友ボリス役として、大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のフィン・ヴォルフハルトがキャストに名を連ねている。
多数の犠牲者が出た爆破テロで奇跡的に生き残り、その混乱に紛れて盗んだ小さな名画と共に、裏切りや人間関係の変化に悩み、ドラッグやギャングに巻き込まれる波乱万丈の人生を生きる主人公テオは一体どうなってしまうのか。
豪華キャストが多数出演する映画『ゴールドフィンチ』の全米公開日は10月11日。日本公開日は未定。(フロントロウ編集部)