シーズン3の予告編&配信開始日が発表
10代の自殺問題をリアルにえがいたNetflixのオリジナルドラマ『13の理由』。
シンガー兼女優のセレーナ・ゴメスをエグゼクティブ・プロデューサーに迎えた同作は、主人公の男子高生が、ひそかに想いを寄せていた、もう1人の主人公である女子高生を自殺に追い込んだ原因を彼女が遺した13本のカセットテープを頼りに探ってゆくという学園ミステリー。2017年にシーズン1が公開されると、そのセンセーショナルな内容が大きな反響を呼んだ。
現代アメリカに暗い影を落とす若者の自殺やいじめ、レイプなどさまざまな社会問題に鋭く切り込んだ内容は、2018年5月に配信がスタートしたシーズン2でも視聴者たちの心をぐっと掴み、ティーンだけでなく大人たちも夢中にさせるほどの社会現象的人気シリーズに成長した。
そんな同作のシーズン3の配信開始日が8月23日に決定し、同時に予告編も公開。
最新シーズンでは、シーズン2の最後に起きた、ある“衝撃の事件”から8ヵ月後が舞台に。“新たな犠牲者”の出現により、主人公のクレイをはじめ、リバティ・スクールの生徒たちはまた新たな謎に翻弄されることになる。
※以下シーズン1&2のネタバレが含まれます。
シーズン3では、主人公のクレイらが、シーズン2終盤で学校での銃乱射事件を起こしかけた内気な生徒タイラーを庇い、秘密を守ろうとするなか、新たな事件が勃発。
自殺した女子高生ハンナが自ら命を絶つことを決意する“大きな要因”を作った人物であるフットボールチームのキャプテン、ブライスが謎の失踪を遂げる。
予告編では、リバティ・スクールの生徒たちが何者かに殺害されたとみられるブライスの葬儀に参列し、神妙な表情を浮かべる様子や「Who Killed Bryce Walker? (誰がブライス・ウォーカーを殺したのか?)」という衝撃的な疑問も映し出される。
予告編の公開に伴い、「whokilledbrycewalker.com」というシーズン3の特設ページも開設。スマホを通じてアクセスすると、警察によるブライス殺害犯の捜査に協力できるという参加型のコンテンツも用意されている。
最終章となるシーズン4の制作が決定
登場人物それぞれがさまざまな問題を抱えながら、"加害者から被害者"となったブライスの死の謎に迫ることとなるシーズン3。
スリリングな展開に期待が高まる同シーズンの配信開始を目前に、Netflixはファイナルシーズンとなるシーズン4の制作を発表した。シーズン4ではメインキャラクターたちがリバティー・スクールを卒業などがフィーチャーされるという。(フロントロウ編集部)