2019年ティーン・チョイス・アワードのノミネーションリストから、注目セレブ5人をピックアップ。(フロントロウ編集部)

期待の注目株をチェック!

 「世界一のティーンの祭典」として毎年開催されるティーン・チョイス・アワード。同アワードの受賞者は、それぞれアメリカ本国の10代の投票によって選出されるため、まさに人気の尺度となる授賞式。そんな栄えある賞の2019年度のノミネーションから、エンタメ界の流行を追う。


ケイシー・マスグレイヴス

 2019年のグラミー賞授賞式で、主要4部門の1つである年間最優秀アルバムを受賞したカントリーシンガーのケイシー・マスグレイヴス。心地よいサウンドにLGBTQ+を支持する歌詞を合わせるなど、「リベラル的」な価値観を表現。

画像: ケイシー・マスグレイヴス

 これまで「保守的」なイメージが強かったカントリー音楽のイメージを一気に覆し、若い世代を中心に人気を集めている。あのモデルのケンダル・ジェンナーやジジ・ハディッドもお気に入りのアーティスト。

 そんなケイシーは、「あなたの頭の上にはいつも虹がかかっているの」という温かいメッセージが込められた人気曲「レインボー」で、カントリーソング賞にノミネート。カントリーアーティスト賞のノミネーションにも名前が挙がっている。


オークワフィナ

 映画『オーシャンズ8』や『クレイジー・リッチ!』など、ヒット映画に立て続けに出演する売れっ子女優兼ラッパーのオークワフィナ。『クレイジー・リッチ!』で演じたペク・リン役で、コメディ映画女優賞にノミネート。

 “中国と韓国の血を引いたアメリカ人“として生きる彼女は、アジア系の俳優やアーティストがさらにエンタメ界で活躍することの重要性をたびたび言及。ラッパーとして、社会に広まるアジア系の人々へのステレオタイプに対し、痛烈な皮肉を作品に込める社会派アーティスト。


ジュリア・マイケルズ

 ジャスティン・ビーバーやエド・シーラン、ブリトニー・スピアーズなど、大物アーティストのヒットソングを生み出すソングライターのジュリア・マイケルズ。自身もシンガーとしてメンタルヘルスや恋愛経験について歌う彼女は、まるで誰かの日記を読んでいるような鮮明な心情描写で、ティーンを中心に絶大な支持を得ている。

画像: ジュリア・マイケルズ

 今回ジュリアは、ワン・ダイレクションのナイル・ホーランとリリースした楽曲「What a Time」で、コラボレーション賞にノミネート。


ノア・センティネオ

 ネットフリックスのオリジナルドラマ『好きだった君へのラブレター』で、“理想の男子”を演じ、胸キュンなセリフで全世界の女子のハートを奪ったノア・センティネオは、同作でドラマ映画俳優賞にノミネート。さらに共演したラナ・コンドルと一緒に映画カップル賞に名前を上げ、計4部門にノミネートされている。

 ノアは、ちなみに『好きだった君へのラブレター』は続編の公開を控えており、その人気はさらにヒートアップしそう。


ジョセフィン・ラングフォード

 女優のジョセフィン・ラングフォードは、ワン・ダイレクションのメンバーであるハリー・スタイルズのファンフィクションをもとに制作された映画『After(アフター)』で、ドラマ映画女優賞にノミネート。

画像: ジョセフィン・ラングフォード

 この名字に聞き覚えのある人もいるかもしれないけれど、ジョセフィンはネットフリックスのオリジナルドラマ『13の理由』に出演し、ハンナ役でブレイクしたキャサリン・ラングフォードの妹。姉妹揃って、さらなる活躍が期待される。


 2019年ティーン・チョイス・アワードのノミネートでは、ネットフリックスの作品やそこからブレイクした俳優、女優のノミネーションが目立ち、さらにケイシー・マスグレイヴスをはじめ、メッセージを掲げて活動するアーティストが人気を集める傾向も。授賞式は、米ロサンゼルスで現地時間11日に開催。(フロントロウ編集部)

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