銃乱射事件から1週間も経たずしての新曲
8月30日にアルバム『ノーマン・ファッキング・ロックウェル』のリリースを控えるシンガーのラナ・デル・レイが、アルバムよりひと足先に楽曲「Looking For America(ルッキング・フォー・アメリカ)」をリリースした。
ラナは同曲について、8月3日と4日に米テキサス州とオハイオ州で起きた銃乱射事件を受け、急遽制作した楽曲だとコメント。サビでは「まだ自分のアメリカを探し続けている / 銃などなく、旗が自由にたなびくアメリカを / 空には爆弾なんてない、あなたと私が重なり合う時の花火だけ / 胸に秘めている夢でしかないけれど」と歌っている。
またラナは、自身のインスタグラムにこの曲を歌う動画を投稿。「私は自分が政治家じゃないことは分かっているし、自分が意見を持っていることをひけらかそうとしているわけでもない。でもこの数日間、繰り返し起きた銃乱射事件が自分の細胞レベルまで影響を与えたの。だから20分前に撮ったこの動画を投稿したかった」と綴っている。
同曲は、新しいアルバムには収録されないけれど、早急にメッセージを伝えたいというラナの想いから、緊急リリースに至ったという。
「Looking For America(ルッキング・フォー・アメリカ)」はこちらから。
(フロントロウ編集部)