ケイティ・ペリーとミュージックビデオで共演した男性が、当時ケイティからされたという性暴力を告白した。(フロントロウ編集部)

# MeTooは女性だけのものではない

 シンガーのケイティ・ペリーが2010年に発表した「ティーンエイジ・ドリーム」。そのミュージックビデオ内でケイティと濃厚シーンを演じたジョシュ・クロスが、当時ケイティに性暴力をされたと告白した。

 ジョシュが自身のインスタグラムに明かしたところによると、事件はあるスタイリストの誕生日パーティーで起きたという。友人とパーティーに参加したというジョシュは、ケイティと会ったときに挨拶をしたそう。そして友人を紹介しようとした時、ケイティはジョシュの履いていたズボンとパンツをずり下ろすという暴挙に出たという。

 それによって、ケイティの友達や周囲にいた人々に、ジョシュは自身の男性器を見られたと明かした。

 ジョシュは当時を振り返り、「どれだけ哀れで恥ずかしかったか、想像できるか?」と話した。

 またジョシュは、今になってその経験を明かした理由は、セクハラに声をあげられる環境の変化にあると語った。

「僕が今この話をしたのは、僕たちの文化は権力のある男がどれだけ非道かってことを証明しようとしてるけど、権力を持った女だって最低だってことを言いたいから」

 ケイティは2018年3月にも、自身が審査員を務めるオーディション番組『アメリカン・アイドル』に出演した男性のファーストキスを、同意のない騙し討ちで奪ったとして批判を浴びていた。

 ケイティはこの件に関してコメントをしていないが、ケイティとジョシュを知る友人たちからは、ケイティを擁護する声が上がっている。

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(フロントロウ編集部)

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