ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオがパートナーシップを解消するというニュースで、トム・ホランド演じるスパイダーマンがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)から除外されるかもしれない危機に直面しているなか、マーベルファンがそれを阻止しようと動き出している。(フロントロウ編集部)

#スパイダーマンを救え

 『スパイダーマン』を映像化する権利を持っているソニー・ピクチャーズが、『アベンジャーズ』シリーズをはじめとしたMCUを制作するマーベル・スタジオとその親会社のディズニーとのパートナーシップを解消する可能性が報じられてから、さっそくファンが抗議するムーブメントを起こしている。

画像: #スパイダーマンを救え

 今回の契約の変更により、トム・ホランド演じるスパイダーマンが今後のMCUに出演できなくなり、MCUから除外される可能性が急浮上。

 ショックを受けるファンも多く、2021年に公開予定のMCUの新作映画『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(SHANG-CHIAND THE LEGENDOF THE TEN RINGS)』の主演に抜擢されたシム・リウも「何だって」と衝撃を受けた様子のツイートをした。

 「#BoycottSony(ソニーをボイコットしよう)」というハッシュタグがトレンド入りしたほど世界中でソニー・ピクチャーズに落胆する声が多数聞こえ、経済界では同社の株価が暴落するほどの影響が出ているなか、「#SaveSpiderMan(スパイダーマンを救え)」というハッシュタグとともにファンによってトム演じるスパイダーマンがMCUに在籍できるように抗議するムーブメントが起きている。

 署名を集めるサイトChange.orgでは、スパイダーマンをMCUに存続させようとするページが数多くつくられ、現段階でフロントロウが確認できたページだけで署名の合計は4,000人を超えた。

 また、フェイスブックでは、ハロウィンの10月31日にロサンゼルスにあるソニー・ピクチャーズのスタジオの前で、参加者がスパイダーマンのコスチュームを着て、スパイダーマンをMCUに残すよう抗議するイベントが設立。すでに680人以上が参加の意思を示している。(フロントロウ編集部)

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