テイラー・スウィーフトがリリースした新アルバム『ラヴァー(Lover)』に、思わぬ人物からお褒めの言葉が。出来栄えを絶賛した”因縁の相手“って? (フロントロウ編集部)

セレブたちも絶賛

 リリース後まもなく全米iTunesチャートの1位に躍り出るなど、大ヒット間違いなしと言われるシンガーのテイラー・スウィフトのニューアルバム『ラヴァー』。

 ファンたちが「テイラー史上最高のアルバム」、「今までの作品も良かったけど、今回のアルバムが一番良い!」と口を揃える同作には、多くのセレブたちもSNS上で絶賛コメントを寄せている。

「今、飛行機から降りてリリースされたばかりの『ラヴァー』を聴いているところ。テイラーのことをすごく誇りに思うし、いろんな感情でいっぱい。乗り継ぎ便まで、このアルバムを聴きまくるわ。コーネリア・ストリート、ロンドン・ボーイ、クルーエル・サマー、ザ・マン、フォルス・ゴッド、いい曲がいっぱい過ぎる!」—テイラーの友人でヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルのマーサ・ハント。

「歌詞がヤバい! テイラー・スウィフト、ポップミュージックを救ってくれてありがとう」—テイラーの友人でヒット曲「ユー・二ード・トゥ・カーム・ダウン」のMVにも出演するシンガーのヘイリー・キヨコ

「私だ。“ハートブレイク・プリンス”って私のことだ」—シンガーのホールジー。収録曲「ミス・アメリカーナ&ザ・ハートブレイク・プリンス」の歌詞に共感していると語って。

「“私は自分が愛するものによって定義されたい/自分が憎むものや恐れるものじゃなくて/夜中に私を悩ませるものじゃなくて/私は、自分は自分が愛するものでできていると思う”」―ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルのサラ・サンパイオ、『ラヴァー』のファイナルトラック「デイライト」の歌詞を引用して。

「“馬鹿げたゲームをプレイしたって馬鹿みたいな賞品しかもらえない”…テイラー・スウィフトの新しいアルバムは天才的だね」—ドラマ『ARROW/アロー』の俳優コルトン・ヘインズ、「ミス・アメリカーナ&ザ・ハートブレイク・プリンス」の歌詞を引用して


あの“因縁の相手”からも賛辞

 ミュージシャン仲間やプライベートで親交のあるセレブたちだけでなく、映画界やドラマで活躍するセレブたちも唸らせているテイラーの『ラヴァー』。

 今年7月、テイラーが以前所属していたビッグマシン・レコーズを買収し、彼女がそれまで制作した楽曲の原盤権を手にした事で、テイラーから「悪夢のよう」と告発された、“因縁の相手”である敏腕マネージャーのスクーター・ブラウンも、その素晴らしい出来栄えには感心したよう。

画像: ジャスティン・ビーバーの恩師と呼ばれ、そのほかにもアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァートといったトップアーティストのマネージメントを手がける敏腕マネージャーのスクーター・ブラウン。

ジャスティン・ビーバーの恩師と呼ばれ、そのほかにもアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァートといったトップアーティストのマネージメントを手がける敏腕マネージャーのスクーター・ブラウン。

 テイラーのミュージシャンとしての才能に改めて脱帽した様子のスクーターは、ツイッター上でテイラーに宛てて、こんな賛辞の言葉を贈った。

「どんなことを言われようとも、(才能を)信じていなければ大きな賭け(※)をしたりしない。おめでとう、テイラー・スウィフト。『ラヴァー』は素晴らしいアルバムだ。サポートするほうが健全な選択だったね」
※スクーターが約325億円という大金をはたいて、テイラーの過去曲の原盤権を有する前所属レーベルを買収したことを意味しているものとみられる。

 さらに、テイラーがスクーターとともに批判したビッグマシン・レコーズのスコット・ボルチェッタCEOも、『ラヴァー』のデラックス・エディションの特典に含まれるテイラーの日記の中から、14歳の頃のテイラーが同社とアーティスト契約を結ぶことになった日のことを綴ったページの写真をインスタグラムに投稿し、「私も今でもまだあの頃と同じ気持ちだよ。素晴らしいアルバムのリリースおめでとう」とテイラーに祝福のメッセージを送っていた。

「私の気持ちは分からない」

 テイラーはつい先日、過去の楽曲の原盤権がスクーターの配下となったことに対抗するため、契約上可能となる2020年の11月以降に過去にリリースしたアルバムの収録曲をすべて再録しなおすと宣言したばかり。

 テイラーが初めて自ら原盤権を手にすることとなる記念すべきアルバム『ラヴァー』を絶賛し、“歩み寄りの姿勢”を見せたスクーターだが、一方のテイラーは、リリース後に出演したラジオ番組『Elvis Duran And The Morning Show (エルヴィス・デュラン・アンド・ザ・モーニング・ショー)』の中でこんな風に発言して遠まわしにスクーターを批判している。

「私が作った作品には私のハートが籠ってる。でも、私の芸術作品を買った人は、人生で一度も芸術作品を創ったことなんかないわ。だから彼には私の気持ちがわからないのよ。彼には私と作品の間にあるパーソナルな繫がりが理解できないの。自分がせっかく作った作品が誰かに買い取られるなんて…。世の中の人もきっとビジネスの仕組みについてはよく分かっていないと思う。みんな私たちアーティスト自身が自分の作品を所有していると思ってるはずよ」

(フロントロウ編集部)

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