イギリスの自殺者率が2013年以降初めて増加した。(フロントロウ編集部)

 2018年にイギリスにおいて、10万人につき11.2人の自殺者が確認されたと、英Officefor National Statisticsが発表。

 2018年の自殺死亡者の4分の3は男性で、最も多い年齢層は40代だったというが、同年は20歳から24歳の若者と80歳から84歳の高齢者の自殺死亡者率が急増。また、10歳から24歳の女性の自殺死亡者率も急増したという結果が出た。

イギリスでは、自殺者が死亡したかどうかは、検死官が報告しない限り正式に記録されず、それまでに少なくとも数ヵ月、もしくは数年かかる場合もあるという。

イギリスの自殺死亡者率は、2013年から減少傾向にあったが、2018年は増加してしまった。自殺死亡者率が増加した理由はわかっていないが、近年では25歳以下の女性の自殺率が増加傾向にあり、どの年齢層よりも自殺率が高くなっていることから、関係者は深刻な社会問題として警鐘を鳴らしている。

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(フロントロウ編集部)

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