オフホワイトやルイ・ヴィトンのデザイナーを務め、多忙な日々を送っているヴァージル・アブローが、3ヵ月休養することを発表した。(フロントロウ編集部)

ヴァージルが休業

 デザイナーだけにとどまらず、DJやアーティストとしても活躍するヴァージル・アブロー。カニエ・ウェストの右腕を担っていたことでも知られるヴァージルは、自身のブランドであるオフ・ホワイト(Off-White)のほかに、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)でメンズのデザイナーとして活躍し、最近ではナイキ(Nike)やイケア(Ikea)ともコラボしたアイテムをリリース。

 まさに休む暇がないヴァージルだけれど、ついに仕事のペースを落とし、休養を取ることを米Vogueに明かした。ヴァージルは、「ただ疲れていて、ついに医者に行ったんだ。全て大丈夫だったんだけれど、『このペースで何万マイルも飛行機に乗り、全ての違うプロジェクトを進めていくと、あなたの健康に良くない』と医者に言われたんだ」と明かし、「向こう3ヵ月は家で仕事を進め、マーケティングのイベントは全て断った」と語った。

 そのため、現地時間9月26日に行なわれるオフホワイトのパリコレクションや、11月にアトランタで予定されているヴァージルにとって初となる美術館個展Figuresof Speechのオープニングイベントも欠席するよう。

 パリコレで最新コレクションを発表するオフホワイトだけれど、ショーは決行され、デザイナー不在のファッションショーとなる。

 2019年で39歳を迎えるヴァージル。ここ数年で凄まじいスピードでキャリアアップしてきた彼には、少し休息が必要なよう。(フロントロウ編集部)

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