大人のメイク法で気をつけるべきことは?
女優のグウィネス・パルトロウをはじめセレブのクライアントを多く持つメイクアップ・アーティストのジェイミー・グリーンバーグは、大人の顔をフレッシュに美しく見せるメイクのプロ。そのジェイミーが、大人がメイクするときに気をつけるべきポイントを教えた。
1:メイク前のスキンケアを怠らない
ジェイミーは、「多くの人はメイクをするとき、メイクアップコスメが美しい顔に仕上げてくれると期待しているけれど、メイクアップコスメがすべてを解決すると考えるのは大間違い」と米メディアWho What Wearにコメント。
メイクを美しく仕上げるには、まず土台となるスキンケアが重要で、スキンケアをしっかり行なった肌にメイクをすることが大切だと話した。
また、スキンケアについてジェイミーは、「ほとんどの女性は水分をしっかりとれていなかったり、パーフェクトなスキンケア法を持っていないもの」と、そもそもスキンケア自体ができていないときっぱり。スキンケアが十分でないと美しいメイクに仕上がらないため、まずはメイクの前のスキンケアを丁寧に行なうようアドバイスした。
2:ファンデーションはブラシやスポンジで塗る
大人の肌は、ぱんと張った10代の肌とは異なり、肌にゆるみがあったりシワやくぼみなどがあったりするもの。
ジェイミーは、スキンケア不足以外に大人がメイクで失敗する原因として、「指でファンデーションをつけること」と指摘。「多くの女性は、無計画に指で顔表面を塗りつぶすから、塗り残しのある部位や、塗っている部分と塗っていない部分の境界線を作ってしまう」と失敗する理由を明かした。
無造作にぱぱっと指で塗ると、肌のたるみやくぼんだところにファンデーションの塗り残しができてしまうなど、失敗しやすいという。
ジェイミーは、指の代わりに「ファンデーションブラシやスポンジなどを使ってファンデーションを塗って」とアドバイス。今どこに塗っているのかが分かりやすくなるうえ、細かな部分にまでしっかり塗れるので、ムラなく均一に美しく仕上げることができるそう。
ベースメイクは、メイクの仕上がりの印象を大きく左右するほど重要な部分。ジェイミーは「ファンデーションは時間をかけて、肌表面に均等になるように塗って。とても重要だから」と話している。
大人のメイクでは、肌と向き合って仕上げることが大切になるよう。思い当たる人は、いつものメイク法を見直してみては。(フロントロウ編集部)