Huluから配信予定だったマーベルヒーロー単独ドラマ『ゴーストライダー』の製作が中止になった。(フロントロウ編集部)

創造面での行き詰まりか

 動画配信サイトHuluは、今年の5月に『ゴーストライダー』単体ドラマを製作発表したばかりであるのにもかかわらず、創造面での行き詰まりが原因で、早くも製作中止を決断したと米Deadlineなどが報じた。ちなみに、Huluが同時に発表していた、謎の連続殺人鬼を親にもつ兄妹、ダイモン&アナ・ヘルストロームを主人公とするマーベルドラマ『ヘルストローム』の企画は続行しているとのこと。

 ゴーストライダーはマーベルコミックスのヒーローで、業火に包まれたドクロ頭とバイカースタイルが特徴的。「復讐の精霊」という異名を持つその姿はまるで悪魔のようで、悪い人間に対して情け容赦ない態度から、ダークヒーローと呼ばれることも。

 ドラマ『ゴーストライダー』は、マーベルヒーローであるゴーストライダーの単体ドラマ化企画。マーベルが展開する様々なヒーローたちのクロスオーバ作品群であるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスピンオフドラマ『エージェント・オブ・シールド』のシーズン4に登場したゴーストライダーを務めた、ガブリエル・ルナが出演する予定だった。

画像: 創造面での行き詰まりか

 ちなみに、『ゴーストライダー』は2007年と2012年にニコラス・ケイジ主演で映画化されているけれど、こちらはソニー・グループが配給したもので、MCUの作品ではない。その後2013年にソニー・グループからマーベルに映像化の権利が戻ってきたため、MCUドラマである『エージェント・オブ・シールド』に登場し、最近ではマーベルの映画を管轄するマーベル・スタジオがゴーストライダーの映画での起用に興味を示しているとウワサされている。

 今回の製作中止は残念なニュースだったけれども、今後、MCU映画でゴーストライダーの活躍がみられると期待する声もある。(フロントロウ編集部)

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