ディズニーの『ディセンダント』シリーズの、知れば作品がもっと楽しめるトリビアをご紹介。最新作『ディセンダント3』はディズニーデラックスで先行配信中で、10月26日(土)20:00~ディズニー・チャンネルにて放送!(フロントロウ編集部)

1. 最初はミュージカル映画ではなかった

 キャストたちがキャッチーな曲を歌い、ダイナミックなダンスを繰り広げることで知られる『ディセンダント』シリーズ。最新の『ディセンダント3』ではサントラが米iTunesのアルバムチャートで1位を獲得したほど、ミュージカル要素が作品のキモになっている。

^ 1作目の主題歌「ロッテン・トゥ・ザ・コア(Rotten To The Core)」はYouTubeで3.6億回以上視聴された。これは、アリアナ・グランデのヒット曲「ワン・ラスト・ライム」のMVを上回る脅威の数字。

 しかし、制作当初は音楽とダンスは含まれる予定ではなかったと、メガホンをとったケニー・オルテガ監督が明かしている。

「初めはアクションを含んだコメディ映画で、それに満足していたよ。映画の制作に携われることにワクワクしていたし、とても楽しみにしていた。だけど(ディズニー・チャンネル・ワールドワイドCCOの)ゲイリーが、『君がここにいるのに、この映画に音楽とダンスがないなんて信じられない!』って言ったんだ。だから私は、『日々のなかにチャンスがあるなら、なんだってやるよ』と返したんだよ」

ーケニー・オルテガ監督、試写会のQ&Aにて

2. オラドン合衆国は19の地域の集まり

 『ディセンダント』の舞台・オラドン合衆国の基礎知識としてまず知っておきたいのが、オラドン合衆国は約20年前にいくつかの王国が合体して1つの大きな国になったということ。

画像: 人気ディズニーキャラの子孫たち。

人気ディズニーキャラの子孫たち。

 現在は、ヴィランズが暮らすロスト島を含めて19の地域にわけられており、『美女と野獣』一族が統治している。もともと各地域を統治していた女王や王たちは、今でもその肩書を持ったままオラドン合衆国のロイヤリティ(王族)として暮らす。

オラドン合衆国のロイヤルファミリー
オーロリアのオーロラ女王とフィリップ王(眠れる森の美女)
シンデレラズバーグのシンデレラ女王とチャーミング王(シンデレラ)
チャーミングトンの白雪女王とフロリアン王(白雪姫)
タングルタウンのラプンツェル女王とユージーン王(塔の上のラプンツェル)
バイユーデオーリンズのティアナ女王とナヴィーン王(プリンセスと魔法のキス)
アグラバーのジャスミン女王とアラジン王(アラジン)
ウェイのムーラン女王とシャン王(ムーラン)ほか

3. マルのヘアカラーには「感情」がある

 母親マレフィセントのテーマカラーであるパープルがメインカラーであるマル。しかしパープルとは言っても、マルの“感情”に合わせて、さまざまなパープルが登場する。

画像: 1作目から3作目にかけて、マルは髪の色やスタイルから服装まで、たくさんの進化を遂げた。

1作目から3作目にかけて、マルは髪の色やスタイルから服装まで、たくさんの進化を遂げた。

「(2作目の)冒頭でマルの髪が毛先だけパープルなブロンドヘアなのは、彼女らしさが奪われて、感情的な色合いがなくなったことを表しているの」

ーダヴ・キャメロン、TV Insiderに明かして

画像: 『ディセンダント2』でマルが見せたブロンドヘアにも、しっかりとした物語が隠れていた。

『ディセンダント2』でマルが見せたブロンドヘアにも、しっかりとした物語が隠れていた。

 ちなみに、マルのヘアカラーやヘアスタイルには演じるダヴ・キャメロンの意見が強く反映されており、3作目が制作されるときには、なんとダヴがディズニー・チャンネルのCCOゲイリー・マーシュに直接メール。「ウィッグは新しくなる?」「あっと言わせるイメチェンしない?」「ぱっつん前髪の上をいかない?」などと、自らのアイディアを大量に送ったことをダヴ本人がSNSで明かした。

4. カルロス役には4人の替え玉がいた

 『ディセンダント』1作目の撮影当時14歳だったカルロス役のキャメロン・ボイスは、労働法の基準により夜遅くまで撮影ができなかったため、スタント用、ダンス用、写真用と、合計5人のボディダブルが存在した。劇中で本人とボディダブルの違いに気づけたあなたは相当の目利き。

画像: 『ディセンダント』1作目当時のキャメロン。

『ディセンダント』1作目当時のキャメロン。

 ちなみに『ディセンダント』シリーズでは、ダンサーでもあるキャメロンがある素晴らしい理由で撮影を中断することが多かったと、オルテガ監督は明かす。

「撮影中に『通しで見たいから最初からやろう』と言っておいて、音楽が始まった途端にキャメロンにだけ目がいってしまうことがよくあった。パフォーマンスが終わった瞬間に彼しか見ていなかったことに気づいて、『もう一回やろう!』と言ってみんなによく呆れられていたよ」

ーケニー・オルテガ監督、『グッド・モーニング・アメリカ』にて

画像: 『ディセンダント3』の「ナイト・フォールズ」のパフォーマンスシーンは、キャメロンの見せ場のひとつ!

『ディセンダント3』の「ナイト・フォールズ」のパフォーマンスシーンは、キャメロンの見せ場のひとつ!

 『ディセンダント3』は、惜しまれながら20歳の若さで病死したキャメロンの遺作。実写版映画『アラジン』で振付を担当したジャマール・シムズが振付師に加わりさらにパワーアップしたパフォーマンスに注目してほしい。

5. アースラ役であの大物女優がカメオ出演

 チャイナ・アン・マックレーン演じるウーマの母である『リトル・マーメイド』のアースラは、『ディセンダント2』の「ホワッツ・マイ・ネーム(What’s My Name)」の歌唱シーンの最後に声だけでちょっぴり登場。

 ウーマに叫ぶアースラの声は、なんと、あの大物女優ウーピー・ゴールドバーグのもの!

画像: アースラの声を担当したウーピー・ゴールドバーグ(左)と、娘ウーマ役を演じたチャイナ・アン・マックレーン。

アースラの声を担当したウーピー・ゴールドバーグ(左)と、娘ウーマ役を演じたチャイナ・アン・マックレーン。

6. パイレーツたちにはお揃いのタトゥーが入っている

 アースラの娘ウーマ、フック船長の息子ハリー(トーマス・ドハーティ)、ガストンの息子ギル(ディラン・プレイフェア)から成るパイレーツたち。

画像: 『ディセンダント3』ではパイレーツたちが再び重要な役割を果たす。

『ディセンダント3』ではパイレーツたちが再び重要な役割を果たす。

 劇中で強い仲間意識を持つパイレーツたちは、プライベートでもその結束が強く、なんとお揃いのタトゥーをゲット。デザインは、パイレーツにちなんだ碇のイラスト。その写真をチャイナがインスタグラムに公開した。

画像: 下段は左からトーマス、チャイナ、ディラン。上段はパイレーツとして出演したダンサーたち。©China Anne McClain/instagram

下段は左からトーマス、チャイナ、ディラン。上段はパイレーツとして出演したダンサーたち。©China Anne McClain/instagram

7. ソフィアとブーブーはヴィランキッズじゃなかった!?

 主人公である4人のメインキャストのうち、イヴィ役のソフィアとジェイ役のブーブーは、まったく別の役を求めていた!

 ソフィアは『眠れる森の美女』オーロラ姫の娘オードリー役のオーディションを、ジェイは『美女と野獣』のベルの息子ベン役のオーディションを受けており、2人とも“残念ながら”それぞれ不合格に。

画像: ソフィアは『ディセンダント3』でキーパーソンとなったオードリー役になっていたかも!

ソフィアは『ディセンダント3』でキーパーソンとなったオードリー役になっていたかも!

画像: ブーブーがダヴ演じるマルとロマンスを演じる可能性があった…!

ブーブーがダヴ演じるマルとロマンスを演じる可能性があった…!

 しかしオルテガ監督の目に留まり、それぞれヴィラン・キッズというメインの役を獲得した。ちなみにベン役で大ブレイクしたミッチェル・ホープは、『ディセンダント』のオーディションを受ける前に俳優業からの引退を宣言しており、エージェントからのお願いに根負けしてオーディションを受けたところ合格したというから、人生何があるかわからない。

8. 「キスシーン」が少ないのはじつは意図的

 マルとベン、イヴィとダグ、カルロスとジェーンなどカップルが多いわりには、『ディセンダント』シリーズはラブシーンが少ない。とくにマルとベンの関係が注目された1作目では、2人のキスシーンはナシ。この背景には、オルテガ監督のある思いがあった。

画像: 『ディセンダント3』では、マルとベンの関係に大きな進展が!

『ディセンダント3』では、マルとベンの関係に大きな進展が!

「今の世の中は恋愛に重きが置かれてプレッシャーが強すぎる。それよりも、相手をじっくり知る機会を持つべきだ」

ーケニー・オルテガ監督、試写会のQ&Aにて

 マル役のダヴが「彼女は王子のベンと恋愛するけど、それが彼女の物語の中心じゃないの」フロントロウ編集部に語ったように、『ディセンダント』は、個性や、友情、多様性を訴えた作品であるところが魅力。ティーン作品でフォーカスされがちな恋愛よりも、人間として本当に大事なところにスポットライトを当てたいという制作側の思いがあった。

9. ミッチェル・ホープの「アイシテマス」に1500人が動いた

 アメリカでは1、2、3作と連続でキッズ層向けのケーブルテレビ放送の視聴率1位を獲得する大ヒット作となった『ディセンダント』。日本でもその人気は凄まじく、最新作『ディセンダント3』は先行配信されたディズニーデラックスでサービス開始以来最高の初日の視聴数を獲得した。

画像: 『ディセンダント3』では、ベン王子役ミッチェル・ホープのソロ曲「ディッド・アイ・メンション」にも注目!

『ディセンダント3』では、ベン王子役ミッチェル・ホープのソロ曲「ディッド・アイ・メンション」にも注目!

 ダヴやソフィア、ブーブーといったメインキャストの人気が高いのはもちろんだけれど、ベン役ミッチェル・ホープの全面協力のもとフロントロウ編集部が行なった、「指定のリツイート数を超えたらミッチェルが日本語で“アイシテマス”と言ってくれる」という企画では、リツイート数が目標の300を大幅に超える約1,500に軽く到達。日本のディセンダントファンの熱量の高さが爆発した。

 そのときの映像がコチラ。「アイシテマス」メッセージは動画の最後。

ディズニーヴィランズとは?

10. 作品ごとに違うメッセージに挑戦している

 歌やダンスやコメディにあふれたエンターテイメントを通して、ポジティブなメッセージを発信するのが、ディズニー・チャンネル作品の魅力。『ディセンダント』シリーズでは、心の成長、友情、そして正義と悪の概念といったビッグテーマが扱われている。

画像: 10. 作品ごとに違うメッセージに挑戦している

 そんなビッグテーマのほか、作品それぞれがフォーカスしたメッセージも存在する。1作目では、人生は出身や生い立ちよりも自分自身の選択で決まるということが伝えられ、2作目では、他人を喜ばせるために自分らしさを変えることが問われた。そして3作目では、政治的なメッセージに挑戦。地位や地域によって暮らしがどう変わるかが、ディズニー・チャンネル作品らしいタッチで描かれている。

『ディセンダント3』あらすじ
オラドン高校に受け入れるヴィランズの子供たちを選ぶため、ロスト島に戻ったマル、イヴィ、カルロス、ジェイ。そんなとき、島を覆う魔法のバリアに裂け目ができ、オラドン王国の安全が脅かされる。王国へ復讐しようとするウーマとハデスを恐れたマルは、バリアを永久に閉ざすことにする。だが、その決定もむなしく、闇の力がオラドンの人々に迫っていた。

 裏話を知った上で作品を見直すと、さらに楽しめそうな『ディセンダント』シリーズは、先行配信された最新作『ディセンダント3』を含め、3部作すべてがディズニーデラックスで配信中。

 また、『ディセンダント』を生み出したディズニー・チャンネルでは、10月26日(土)20:00~の『ディセンダント3』の放送に合わせて、10月26日(土)12:00~22:00に特別編成『ディセンダント3 放送記念!オール・オブ・ヴィランズ』を放送。映画『ディセンダント』シリーズ3作品、メイキング、アニメーション、ショートストーリー、先日のダヴとブーブー来日密着映像などを楽しむことができる。

Photos: ©Disney

(フロントロウ編集部)



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