『IT/イット THE END』を見る前に前作をおさらい
11月1日公開の映画『IT/イット THE END』を見る前に、前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』をおさらいできる特別映像が解禁となった。
“それ”とは何なのか?
27年周期に現れる“それ(IT)”は、神出鬼没で変幻自在に姿形を変え、子供だけでなく大人までも恐怖のどん底に陥れる、人間にとって最恐のトラウマを与える存在。“それ”こと、殺人ピエロのペニーワイズを演じた俳優のビル・スカルスガルドは、その端正な顔立ちからは想像がつかない“それ”をCGに極力頼ることなる怪演し、世界中を震撼させた。最新作では、“それ”の正体と目的、すべての謎が明かされる!
ルーザーズ・クラブとは?
“ルーザーズ・クラブ”とは、自分たちを“ルーザーズ(負け犬)”と呼ぶ、落ちこぼれの子どもたち7人で結成されたグループのこと。行方不明の弟を探すビル、父に怯える少女ベバリー、おしゃべり好きなリッチー、太った転校生ベン、喘息もちのエディ、ユダヤ司祭の息子スタンリー、火事で両親を失ったマイクで構成されている。弟を探すため、ビルは仲間たちとともに事件の謎を追い始めるが、“それ”こそが、すべての根源であると突き止めた。そしてその夏、彼らは“それ”の恐怖から生き延び、もし“それ”が再び現れた時は、必ず戻ってくるという「約束」を交わしたのだった…。
あの日、誓った「約束」を果たすために…
1989年の夏に起きた連続児童失踪事件と同様の不審な事件が、27年後の2016年にも相次ぐ。ただひとり町に残っていたメンバーのマイクが、かつての仲間たちと連絡を取るのだが、自らを“ルーザーズ(負け犬)と呼んでいた彼らは、すっかり立派な大人へと成長していた。イギリスに住むビルは映画業界で脚本家として活躍。ベバリーはファッション業界で活躍、リッチーはコメディアンとして人気を博し、ベンは建築家として成功したばかりか見た目もすっかりイケメンに!エディは保険会社のビジネスマンとして仕事に忙殺され、スタンリーは愛する妻と幸福な家庭を築いていた。マイクから連絡を受けた彼らは、それぞれにショックを受けるが、27年の時を経て、生まれ育った故郷のデリーに戻ることを決意する。しかし“それ”に打ち勝つ唯一の方法は、それぞれのトラウマに再び向き合うことだった。
27年ぶりにあの日の約束を果たすために再集結した、ルーザーズ・クラブの運命は?11月1日公開の『IT/イット THE END』ですべてが終わりを迎える。(フロントロウ編集部)