ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』で暗殺者を演じ、エミー賞ドラマ部門の主演女優賞を受賞したジョディ・カマーに、マット・デイモンとベン・アフレックが出演するリドリー・スコット監督の映画『ザ・ラスト・デュエル(The Last Duel)』から出演オファー。(フロントロウ編集部)

大注目のジョディ獲得なるか

 俳優マット・デイモンベン・アフレックが共同脚本と主演を務め、映画『ブレードランナー』や『エイリアン』を製作した映画界の巨匠リドリー・スコットがメガホンを握ることで脚光を浴びている映画『ザ・ラスト・デュエル』に新たなニュース。なんと、2019年のエミー賞ドラマ部門で主演女優賞を受賞したばかりのジョディ・カマーに出演のオファーを送ったと、米Varietyが伝えた。

 ジョディ・カマーは今最も注目されている女優の1人で、ドラマ『女医フォスター』やドラマ『サーティーン/13』などに出演しキャリアを積んできた。『キリング・イヴ/Killing Eve』で主演女優賞を受賞し、一躍華やかな世界に躍り出たジョディは昨年2018年12月に、英Vogueで「2018年の最も影響力のある30歳以下の女性TOP30」にランクインした。

画像: ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』より

ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』より

ベン&マット22年ぶり共演

 大親友と呼ばれるベン&マットは、この映画でなんと22年ぶりの共演。脚本家としてタッグを組むのは、アカデミー賞脚本賞を受賞した名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)以来。今年の7月に、ベンの自宅から脚本のようなものを持ったマットが出てくるところがキャッチされた頃から、新作の可能性がウワサされていた。

画像: 脚本のようなものを持ちベンの自宅から出てきたマット

脚本のようなものを持ちベンの自宅から出てきたマット

 『ザ・ラスト・デュエル』の舞台は、百年戦争の真っただ中だった14世紀のフランス。騎士ジャン・ド・カルージュが戦地から戻ると、従騎士のジャック・ル・グリが、彼の妻をレイプしていたことが発覚する。2人は親友だったけれども、許せないカルージュはル・グリの処刑を望み、裁判を起こす。

 しかし、お互いの意見が平行線をたどり全く解決しない事態に…。ついに2人は、「決闘裁判」で決着をつけることに心を決め、12月29日、貴族や数千もの民衆が見つめるなか、甲冑に身を固め、命を懸けて戦うことに。

 原作本『決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル』(早川書房)は、すでに刊行されているから誰でも予習が可能だけれど、その結末はあまりにも衝撃的。

 リドリー・スコット監督がメガホンをとる映画版は、誰も妻の主張を信じない中、カルージュがフランス国王に訴え出ることから決闘裁判へと繋がっていくという復讐劇になるとのこと。

 ベンとマットという親友同士の共演と、ジョディという今人気の女優とのコラボレーションが気になる人は、続報を要チェック。(フロントロウ編集部)

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