「ママ、遊ぼうよ」、小さな子供が『生放送』のニュース番組に乱入

生放送中にキュートな乱入者

　アメリカの放送局MSNBCが放送する、生放送のニュース番組に、コートニー・クーベというキャスターが出演。コートニーは、9日夜にトルコがシリア北部で軍事行動を開始したことを速報として報じていた。

　そんななか、画面の右側になにやら小さな人影が。コートニーの後ろから忍び寄ってきたのは、なんと子供。じつは、彼はコートニーの子供で、生放送中の番組に突然映り込んでしまった。

　コートニーがシリアスなできごとを報道するなか、画面上にふいに現れた子供はどんどん母親の方に近づいていき、抱っこでもせがむように母親にアピール。我が子のいきなりの登場に一瞬焦りを見せたコートニーだけれど、前を向いてニュースを続けたプロフェッショナルな姿と、すぐに地図の画像に画面を切り替えたディレクターの臨機応変な対応が称賛されている。

　このハプニングに、コートニー本人は、「ごめんなさいね、私の子供なの。生放送だから」と説明をすると報道を続け、最後は思わず笑みをこぼした。

「働くお母さん」に勇気を与える

　同番組を持つ放送局が、当時の様子をツイッターで公開。小さな子供の登場が可愛いと話題になる一方、女性が子供を職場に連れていける環境に注目が集まっている。多くの人から、「仕事とプライベートのバランスをとるのは難しいよね、これってとても勇気をもらえる」、「働くお母さんには、尊敬しかない」などとコメントが殺到。

　欧米のユーザーを中心に、ツイッターでは「#workingmom（働くお母さん）」というハッシュタグと共に、この愛らしいハプニング映像が拡散されている。（フロントロウ編集部）