悪役『ジョーカー』に“様々な魅力”を感じるファンが続出している。(フロントロウ編集部)

悪役でありながら人気の高いジョーカー

 10月4日に世界各国で同時公開され、歴代10月の映画オープニング成績を塗り替えるなど、大ヒットを記録している映画『ジョーカー』。

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 今年度アカデミー賞の最有力候補として多くの映画関係者の熱視線を浴びている『ジョーカー』だけれど、ある予想外の業界でも大旋風を起こしている。

 それはなんと、アダルト動画サイト。

 大手アダルト動画サイトPornhubによると、“ジョーカー”を含む検索ワードは4日間でなんと約74万回使用され、10月6日には1日で約30万回もの検索がかかったという。

 また、同様の現象は別のアダルト動画サイトxHamsterでも発生。同サイトでは“ジョーカー”の検索率は、なんと驚異の1,300%上昇を記録した。

 正統派のイケメンでもなく、典型的なヒーローでもないジョーカーがアダルトサイトで検索される事態にxHamsterの副社長であるアレックス・ホーキンスは、「人間の性とは奇妙なものだ。しかしジョーカーの検索率は1,300%以上もアップした。これは驚くべき出来事です」とコメントした。

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 この現象を裏づけるように、SNS上ではジョーカーへのラブコールが飛び交う事態に。「ジョーカーを見たけど、ムラムラしちゃった人いない?私だけ?」「ジョーカー見てきたけど、すごくムラムラした」といったコメントが投稿され、ジョーカー(joker)と、ムラムラする(horny)という単語をくっつけたjornyという新語を作り出すファンまで登場した。

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 ちなみに、DCコミックスのスーパーヴィランの1人で、ジョーカーの彼女であるハーレイ・クインも、2016年に『スーサイド・スクワッド』が公開された直後に同じような現象をPornhubで起こした。2018年には1年間で検索回数1,000万回越えを記録し、映画やゲームの登場人物で1番検索されたキャラクターとのこと。

画像: ⒸWARNER BROS PICTURES / Album/Newscom

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 今作を巡っては、主演を務めたホアキン・フェニックスは続編に意欲を示した一方で、暴力的なシーンが多くR15になっている今作が現実社会での暴力を助長するとの声も上がっており、賛否両論を巻き起こしている。(フロントロウ編集部)

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