テレビ映画『ディセンダント』シリーズの出演で知られるダヴ・キャメロンが、今は亡き父親との思い出の地を訪れた。(フロントロウ編集部)

ダヴが父の死と向き合う

 10月26日にディズニー・チャンネルで放送を控え、現在ディズニーデラックスで先行配信中のシリーズ最新作『ディセンダント3』で主演を務めるダヴ・キャメロン。インスタグラムを更新し、あるレストランを訪れたときの写真を公開した。

画像: ダヴが父の死と向き合う

 ダヴが訪れたのは、今は亡き父親が好きだったというレストラン。ダヴはこう綴った。

「これは、パパがなくなる前に好きだったレストラン。私が小さな女の子だったとき、彼はいつもここからコーヒーの汚れがついた「ロサンゼルスからお便り」ってポストカードを送ってくれた、それはそれから何カ月も何年も家の冷蔵庫に貼られていた。そして今、私はロサンゼルスに住み始めてから9年になる。でもここに来たことはなかった。でも偶然にここにたどり着いたの、たまたまよ」

 ダヴの父親は、ダヴが15歳のときに他界。父親を恋しく思い、このレストランに足を運んだのかと思いきや、これは意図したことではなく偶然だったという。そんなちょっぴり運命的なできごとを体験したダヴは、さらにこうコメント。

「そこで私は8年ぶりにパパと思い出を共有しようと、彼がよく頼んでいたメニューを頼もうとした。私は、パパが生きていたことを感じさせる少しの思い出を持ってる。ここにいたっていう物理的証拠だってある。今となっては、私の人生と、それからパパと一緒だった私の人生は2つの違うものみたい。大抵の場合、私はわざとそう思うようにしてきた。それを好んだからでもないし、パパを忘れたいからでもない。多分とても心が痛みすぎて、向き合うことすらできないからかもしれない。私は、これをなにかハッピーで、なにか癒してくれて、そしてパパを思い返せるようなものに変えようと努力してきた。なぜなら、そうすることをみんなが選ぶと思っていたし、ずっと私もそうしてきたから。その方がずっと楽だし、晒されているような気分にならないから。だけど最近は、そうしようと思うエネルギーが足りない。ハッピーだと感じられない。悲しい部分を隠してしまうのは、自分にと自分の人生の質に悪い影響を与えると思う。それって幸せじゃないし、実際とても悲しいことだよね。それは私だって同じ。ほぼ毎日。でも、もし正直でいられるなら、それでも大丈夫だと思える」

 普段から明るい性格で知られるダヴは、父親との別れでさえ、少しでも楽観的に見ようと努力していたことを告白。しかし、それが自分を抑えてつけていると気づき、父との別れから約8年が経った今、自分の気持ちに正直でいることができるなら悲しくても構わないと明かした。

 つい先日も米Teen Vogueの企画で父親の死に触れ、「悲しみのなかに美しさがある」と語っていたダヴ。父親の死と向き合いながら、前に進もうとしているよう。(フロントロウ編集部)

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