メーガン妃がヘンリー王子と結婚してから著しく変化した環境や一部のメディアによる激しいバッシングの中での生活や子育てにストレスを感じていると率直に認めた。(フロントロウ編集部)

つらい心境を吐露

 イギリス王室のヘンリー王子との結婚、女優からロイヤルファミリーへの転身、母国アメリカからイギリスへの移住、そして長男アーチーの妊娠・出産…ここ約2年の間にメーガン妃の生活は、それまでとはガラリと一変した。

 一国の王子の妻となったことで、世界中から注目される立場となり、あること無いことを書き立てるタブロイドメディアの格好の餌食となったメーガン妃は、ときに、激しいバッシングの対象となったことも。

 そんな妻を不憫に思ったヘンリー王子は、先日、マスコミの車に執拗に追いかけられたことにより、37歳の若さで事故死した自身の母、故ダイアナ妃を引き合いに出して、メーガン妃には「犠牲者になってほしくない」と、メーガン妃への個人的な手紙を入手し、内容を意図的に改変して心象を悪く見せようとした英マスコミに対して法的措置を敢行したばかり。

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 そんななか、いつもは気丈に振る舞っているメーガン妃が、環境や立場の変化に適応しなくてはという焦りやロイヤルファミリーの一員としての重圧を抱え、メディアによるネガティブな報道が相次ぐなかで、新米ママとして奮闘することの大変さについて、目に涙を溜めながら率直な思いを語る様子が公開された。

 10月頭にヘンリー王子とアーチーと出かけた、アフリカ外遊の模様を収めた英iTVのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン:アン・アフリカン・ジャーニー(Harry & Meghan: An African Journey)』から先行公開された映像のなかで、メーガン妃は、インタビューアーとの対話中に正直な胸の内を吐露。

「どんな女性でも、とくに妊娠中は、とても心が脆くなるものです。だから、(メディアによるネガティブな報道は)すごくつらい事でした。そんな中で新生児のケアをして…。女性として、非常に大変なことでした。これはすべて、ただ新米ママとしての日常を過ごしながら、夫との新婚生活も大切にしようとする最中に起きたことですから…」

 こう少し言葉を濁しつつも、つらい状況に置かれている事実を認めたメーガン妃は、続けて、自身のメンタルを気にかけてくれたインタビューアーに対して、こんな切ないお礼の言葉も口にした。

 「でも、聞いてくださってありがとうございます。これまであまり私に『大丈夫?』と声をかけてくれた人はいませんでしたから…」

 これらのコメントを聞いて、インタビューアーが「あなたは、実際には、“大丈夫”ではないということですよね? これまでとても大変だったんですよね?」と聞きなおすと、涙をこらえるかのような表情で頷き、シンプルに「イエス」と答えていたメーガン妃。

 一部には、この告白でさえも、「嘘臭い」、「芝居がかっている」、「被害者ヅラ」などと中傷する人々も存在するものの、正直に自分が抱えるストレスについて打ち明けたメーガン妃の行動には、SNSを通じて、たくさんの同情の声や「素直につらいと認めることは大切なこと」、「正直でいいと思う」、「中傷なんかに負けないで」といった応援のメッセージも多く寄せられている。

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 日本ではさほどメーガン妃がバッシングを受けているようには感じないかもしれないが、ヘンリー王子との婚約が発表された当初から、黒人と白人のミックスであるアメリカ人で俳優として活躍、さらに過去に離婚歴があるメーガン妃が、伝統を重んじる英国王室の王子と結婚するというニュースには難色を示すイギリス国民も多かった。

 そういった人々の興味をひき、共感を得るために、タブロイド紙はメーガン妃にとって不利になるようなネタを書き立てているが、そのあまりにも行き過ぎたやり方には、世界各国のメディアからも冷ややかな視線が向けられている。(フロントロウ編集部)

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