デナーリス役は視聴者の批評をどう思った?
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は、2011年から2019年5月まで放送され、エミー賞に106部門ノミネートされ、38部門の受賞歴を誇っている大人気ファンタジー作品。
その作品の中で“ドラゴンの母”としても知られ高い人気を誇っていたデナーリス・ターガリエン役を務めたエミリア・クラークは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終エピソードを見た観客の反応について、英The Daily Telegraphに明かした。
実際、観客たちの反応には否定的なものも多かったけれど、エミリアは自分のことに精いっぱいだったため、そのようなコメント自体にはあまり心を痛めていないとしながらも、こう語っている。
「誰もが自分の意見を持ち、意見を言う資格を持っています。なぜならドラマは芸術であり、人それぞれの見方で見ているから。『ゲーム・オブ・スローンズ』を楽しみにしてくれていた人にとっては、ドラマが終わって悲しいかもしれませんが、皆さんの望んでいたような結末にならなかったことは残念だと思います。けれども、私たちは全員を幸せにすることなどできなかったのではないか、と考えています」
また、エミリアはGoogleなどでエゴサーチはしないとも明かした。そして、今後は“ドラゴンの母”としてのイメージを一掃させて活躍していくつもりだと語り、『ゲーム・オブ・スローンズ』を終えた後は、何にも代えられない解放感を得たとも話した。
エミリアは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』を終えて最初に出演する作品を、ワム!の名曲を映画化した『ラスト・クリスマス』に決めている。映画『ラスト・クリスマス』は12月6日に日本全国ロードショー。(フロントロウ編集部)