シンガーのテイラー・スウィフトが、楽曲「ラヴァー(Lover)」に登場する“誇りに思う歌詞”とその理由を明かした。(フロントロウ編集部)

テイラーらしいその理由とは?

 先日、米ラジオ放送NPR(National Public Radio)の音楽部門「NPRミュージック」のオフィスに登場し、アルバム『ラヴァー』の収録曲などをギターとピアノの弾き語りで披露したシンガーのテイラー・スウィフト

画像1: テイラーらしいその理由とは?

 そのなかで、テイラーは楽曲「ラヴァー」で誇りに思っている歌詞の一部を明かした。

 テイラーが誇りに思う歌詞とは、同曲のブリッジに登場する「With every guitar string scar on my hand, I take this magnetic force of a man to be my lover(私の手にあるギターの弦の傷と共に、私は磁石のような力を持つ男性を愛する)」という部分。

 この曲ができた経緯について、歌詞を真夜中に急に思いつき、すぐにピアノに駆け寄ろうと床につまずいてしまったというお茶目なエピソードを明かしたテイラー。そんな同曲のなかで誇りに思う歌詞について、こう語った。

画像2: テイラーらしいその理由とは?

「私はこれまで、失恋や望み通りにならなかったこと、愛だと思っていたけど、実際はまったく違ったことについての曲を書くことに、かなりの時間を費やしてきた。人生において、乗り越えなければならなかった困難なできごとについて書いた曲がたくさんあるわ」

 これまでの人間関係や傷心がテイラーの人生と歌詞に大きな影響を与えたことを話したテイラーは、さらにコメント。

「だから私はこの歌詞を、ギターを習っていた頃の例えとして取り上げることにしたの。子供の頃は指から血が出るまで練習して、そのときの跡がまだ残ってる。だけど、それはより大きな比喩でもあるの。人生で、みんな傷を負うでしょ。痛みを積み重ねる。そして学びや失望、闘いの時間を積み重ねていくものなの。誰かがあなたの手を取るのなら、その手と傷跡、それらすべてを受け止めてもらうってことなのよ」

 テイラーの手に残るギターの傷跡は、テイラーが今までの傷心や挫折などを書いてきたことでできたもの。テイラーが多くのことを乗り越えて生きてきた“証”とも言える傷が残る手を、「愛する人が握る=一緒に背負ってくれる」ことをメタファーとして歌詞にしたという。

画像3: テイラーらしいその理由とは?

 テイラーが誇りに思うと明かしたのは、この曲のモデルになったと言われているテイラーの恋人ジョー・アルウィンが、どれだけテイラーを受け入れているかがよくわかる、深くてロマンチックな理由だった。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.