ヴィクトリア朝時代を代表するイギリスの小説家チャールズ・ディケンズの名作『オリヴァー・ツイスト』が再びリメイクされる。(フロントロウ編集部)

リメイク版『オリヴァー・ツイスト』

 ロンドンを舞台に孤児のオリヴァーが次々と降りかかる不幸に耐え抜き立派に成長するまでを描いた、チャールズ・ディケンズによる小説『オリヴァー・ツイスト』は、これまで何度も映画化・ミュージカル化された作品。

画像: 2005年に映画化された『オリヴァー・ツイスト』OLIVER TWIST PRODUCTIONS LLP / FERRANDIS, GUY / Album/Newscom

2005年に映画化された『オリヴァー・ツイスト』OLIVER TWIST PRODUCTIONS LLP / FERRANDIS, GUY / Album/Newscom

 『Twist(ツイスト)』というタイトルで今回リメイクされる同作は、原作を基にしながらも時代設定を現代に変更。これによりキャスティングやストーリーもより現代的にアレンジされることが予測される。

 そんな作品で主人公のオリヴァー・ツイストに抜擢されたのは、ジュード・ロウの息子ラファティ・ロウ。モデルやアーティストとして活動していたラファティが、ついに俳優デビューする。

画像1: リメイク版『オリヴァー・ツイスト』

 オリヴァーの相棒となるギャング集団の長ドッジ役には、映画『フィフティ・シェイズ』シリーズで役者デビューを果たしたシンガーのリタ・オラが抜擢。

画像2: リメイク版『オリヴァー・ツイスト』

 さらには、オスカー俳優のマイケル・ケインやドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のレナ・ヘディ、テレビ番組『Little Britain』のデヴィッド・ウィリアムス、DCドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』のフランツ・ドラメーといった、イギリスで大活躍する実力派俳優が脇を固める。

 そんな作品の撮影が先日始まり、ラファティとリタが一緒に撮影する姿がキャッチされた。

 この日の撮影では、路上暮らしをするオリヴァーを演じるラファティがカジュアルな服装を着ているのに対して、ドッジ役のリタはなぜか警察官のような衣装を着用。

 リメイク版でのドッジの役どころはまだ明かされておらず、彼女が警察官になったのか、それとも警察官に扮しているのかは分からないが、同日の撮影では、警察官の衣装を着たリタが、人々の前で演説する演技を見せる姿も確認できた。

画像3: リメイク版『オリヴァー・ツイスト』
画像4: リメイク版『オリヴァー・ツイスト』

 ユニークなキャスティングで進められているリメイク版『ツイスト』。どんなストーリーになるのか楽しみ。(フロントロウ編集部)

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