映画『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズに出演したセバスチャン・スタンが、クリス・エヴァンスが演じたキャプテン・アメリカへの思いを口にした。(フロントロウ編集部)

「クリス・エヴァンスのいないキャップは…」

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でバッキー(ウィンター・ソルジャー)を演じたセバスチャン・スタンは、同作に関連した“その後”が描かれる新ドラマ『The Falcon and the Winter Soldier(ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー)』に出演する。

 同作は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で長らくキャプテン・アメリカを演じてきたクリス・エヴァンスがいない『キャプテン・アメリカ』の世界が描かれることから、ディズニー+で配信されるMCUドラマのなかでもとくに注目度が高い作品。

 そんな新ドラマでサム(ファルコン)役のアンソニー・マッキーとともに主演を務めるセバスチャンが、クリスのいないキャプテン・アメリカについて米Comicbookにこう明かした。

画像1: 「クリス・エヴァンスのいないキャップは…」

「MCUでの“お別れ”が本当にお別れなのかは誰にもわからない。そんな気持ちにもならない。気持ちを処理するのには時間がかかるんだ。でもおかしなことに…、なんていうかクリス・エヴァンスがいないキャプテン・アメリカは、もう同じキャプテン・アメリカではない。事実だろ。キャプテン・アメリカが終わったという意味ではないけど、特定のシチュエーションは二度と同じにはならない」

 さらにセバスチャンは、多くの人々の心を揺さぶる作品を世に送りだしているMCUについてこう語った。

画像2: 「クリス・エヴァンスのいないキャップは…」

「(MCU)映画が人々の感情を揺さぶるのは、見ている人はある意味で、今や10年間もこの一員でいたような感覚になるからだと思う。見た映画はあなたの人生のどこかにいたわけだから」「僕たちが年を取るように、キャラクターもあなたと一緒に年を重ねる。それがシーンにも反映されるんだ。だからこれは、もはやただのシーンではなくて、時を重ねるごとに築かれた別の何かも含まれている」

 2019年4月に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を持って、主要キャストのアイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.とキャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンスが主役の座から退き、これからのMCUは新たなキャプターに突入する。

 セバスチャンが出演する『The Falcon and the WinterSoldier』は、MCUの新ドラマとして2020年秋に新たなスタートを切る。

 期待が高まる同作を楽しみにするファンに向けて、セバスチャンは「アンソニーと僕、サムとバッキーが彼(キャプテン・アメリカ)のいない人生をどう生きていくか考えなきゃいけないだろ? ベストを尽くすよ」と答えた。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.