メジャーリーグの優勝決定戦であるワールドシリーズで、自身の胸を出した女性にメジャーリーグからお達しが届いた。(フロントロウ編集部)

2人の女性が試合中に胸をわざとポロリ

 ワシントン・ナショナルズが、球団創立51年目にして初めてメジャーリーグのトップに立った2019年のワールドシリーズは、大盛り上がりだったけれど、ナショナルズ・パークで行なわれた第5戦である事件が起こっていた。

 その事件とは、常にカメラで映るバックネット裏で、2人の女性がいきなり着ていたTシャツをあげてわざと胸をポロリさせるという驚くべき行為。

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 もちろんこの女性たちの胸はカメラに映っていたため、そのままテレビで放送されたうえ、SNSで全世界に拡散され、醜態をさらすことに。そしてその女性2人組の正体がモデルのローレン・サマーとジュリア・ローズということが発覚し、2人は一気に注目を浴びることになった。じつは、2人は女性だけが胸を隠さなければいけないことにNOを突きつける「フリー・ザ・ニップル(乳首を解放しよう)」というムーブメントの支持者で、今回の件は、乳がん撲滅月間の意識を高めるために行なったことを米TMZに明かすと同時に、売名行為であったことも認めた。

 そしてその事件から数日後、ジュリアの元にメジャーリーグからある1通の手紙が届いた。そこには、「あなたは10月27日にワシントンD.C.で行なわれたワールドシリーズ第5戦に出席していました。試合中である7回のイニングに自身のビジネスを促進するために過度な露出をして、ファンの行動規範に違反しました。また、自分のビジネスをプロモーションするために他人にも露出を勧める計画に関わりました。これによりメジャーリーグ・ベースボール・スタジアムや関連施設に入ることを無期限で禁止します」と書かれており、出禁という重い処分を下される結果に。

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 また、ジュリアは胸を露出した際に投手を務めていたゲリット・コールから、のちにツイッターでブロックされたことも明かしている。

 売名のために、全世界に配信されると分かりながら胸をさらしたジュリアとローレン。テレビ局やメジャーリーグが苦情対策に追われる可能性があるうえ、男女平等を訴えるフリー・ザ・ニップル運動に悪影響を与えるような迷惑行為に、無期限の出禁というジャッジが出された。(フロントロウ編集部)

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