活動を休止しているワン・ダイレクションのリアム・ペインが、ゼイン・マリクがグループを脱退する際、メンバーにひと言も別れの挨拶をせずに去ったことを明かした。(フロントロウ編集部)

メンバーへの別れの挨拶はなし

 2016年3月、人気絶頂のなか無期限の活動休止に入った超人気ボーイズグループのワン・ダイレクション(以下1D)のメンバーで、現在ソロで活動するリアム・ペインが、2015年3月にグループを脱退したゼイン・マリクがろくに別れの挨拶もせずにグループを去ったことを暴露。そのことが、残されたメンバーとゼインのあいだに確執を残す原因となったことを英GQのインタビューで明かした。

画像: 左からワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク(元メンバー)、ナイル・ホーラン。

左からワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク(元メンバー)、ナイル・ホーラン。

 1D時代の苦労は当事者である「自分たちにしかわらかない」と語るリアムは、脱退後、ゼインが不安症やパニック障害に悩んでいることを知って連絡を取ったことを明かすも、「ゼインについて、今はもう何から話したらいいのかわからない」と、現在はずいぶんと疎遠になってしまったことを告白。

 そんなリアムに対し、インタビュアーが「今でも5人のあいだにはわだかまりがある?」とストレートな質問をぶつけると、1Dとして活動していた頃と比べてみんな成長したため、“過去に誰が何を言った”なんてことは誰ひとりとして「気にしていない」としつつ、残されたメンバーとゼインの関係をギクシャクさせる一因となった出来事についてこう振り返った。

 「グループを抜けたタイミングや去り方が関係しているのか、じつは脱退後、ゼインから僕たちには一切連絡がなかった。正直に言うけど、最後に『さよなら』のひと言もなかったんだ。あの別れ方は愚かな選択だったと思う。残された僕たちからするとね。(それまでずっと一緒にやってきたからこそ)変な感じがしたし、難しかった」

画像: メンバーへの別れの挨拶はなし

 「いつか5人のソロコンサートをひとつにまとめて開催できたら最高だよね」口にするなど、ほかのメンバーと比べて、脱退後もゼインに対して好意的な姿勢を見せていたのがリアムだった。しかし、1D時代のことを黒歴史として葬ったゼインについに見切りをつけることにしたのか、リアムは先日出演した英トーク番組『The Jonathan Ross Show(ザ・ジョナサン・ロス・ショー)』で、ゼインを交えた5人で再集結する可能性について「それはないと思う」と完全否定。

 その際、「彼が脱退を決めた時、お世辞にもあまり良い去り方とは言えなかった。だから、(5人での再集結は)無理じゃないかな。彼にその気がないのなら、一緒にやるべきじゃない。でもそれはしょうがないことだ」と、冷たく突き放すような言い方をしていた。

 今回、改めて浮き彫りになった、リアムをはじめとする残されたメンバーとゼインのあいだにある深い溝。ちなみに、同じく1Dのルイ・トムリンソンも、つい最近英Metroのインタビューで、脱退後に1Dのことをボロクソに言ったゼインのことを「今でも怒っている」と、複雑な胸中を明かしていた。(フロントロウ編集部)

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