ベースメイクで肌荒れする?
お気に入りのコスメなのに、なんだか肌の調子が良くないと感じたら、ベースメイクを確認してみて。ニューヨークの皮膚科医のジョシュア・ザイクナーは、「メイクをした翌日に肌荒れしてしまった場合、ベースメイクのアイテムに原因があるかもしれない」と米メディアMakeup.comにコメント。
肌荒れの原因は、生活習慣やスキンケアアイテムなどに意識が向きがちだけれど、一日中肌に乗せているメイクも、肌トラブルの原因になりうるもの。ジョシュア医師いわく、肌質はそれぞれなので肌荒れの原因はさまざまと話しつつも、メイクにも注意を向けることが必要だと話している。
年齢と共にベースメイクも見直し
一度自分の肌に合って信頼を得たベースメイクは、つい長年使い続けてしまうけれど、肌も年齢を重ねるにつれて変化するもの。そのため、ジョシュア医師は、「年齢を重ねていくと、新しいアイテムを試す時はもちろん、今まで使っていて問題なかったアイテムも肌荒れの原因になりうる」とコメント。
普段から愛用しているコスメなのに、メイク崩れや肌荒れが気になりだしたら、ベースメイクに目を向ける必要があるという。
肌荒れさせないベースメイクの選び方
肌荒れやメイク崩れを予防するためには、適切なベースメイクを選ぶことが大切。ジョシュア医師は、「ノンコメドジェニックなものを選んでみて」とアドバイス。とくに、ミネラルベースのコスメやパウダーファンデーションは、肌に優しく、軽いつけ心地でキレイに仕上がるのでオススメとのこと。
※ノンコメドジェニックとは…肌荒れのもとになりにくいことを確認するノンコメドジェニックテストを済ませている化粧品。すべての人に当てはまるわけではないので注意。
メイク道具は“毎日洗う”を心がける
ジョシュア医師によると、顔を洗うのと同じように、メイクに使うスポンジやブラシも“毎日洗う”ことを推奨。ジョシュア医師は、「メイク道具が汚れたままだと、細菌が繁殖して肌荒れがしやすくなる」と話し、少し手間はかかるけれど、日常的に対策をするだけで結果が変わってくるという。
肌荒れ中はメイクしてもいい?
肌荒れ中には肌をケアするためにメイクを控える人も多いと思うけれど、ジョシュア医師は、「メイクはしても全然かまわない。見た目も気になるだろうしね。重要なのは、肌に優しいコスメを選ぶこと」とアドバイス。
さらにジョシュア医師は、肌荒れしている時は肌のバリアが弱っているため、何もつけないでいるよりも、薄づきのベースメイクを塗ったほうが乾燥や紫外線から肌を守られると話した。
乾燥する季節は肌荒れを引き起こしやすく、とくに注意が必要。肌荒れやニキビに困ったら参考にしてみて。(フロントロウ編集部)