伝説の名優ジェームズ・ディーンが、2019年に撮影開始の新作映画に出演することが発表された。しかも、準主役!(フロントロウ編集部)
24歳でこの世を去ったカリスマ、ジェームズ・ディーン
映画『理由なき反抗』や『エデンの東』に出演し、1950年代の若者のカリスマとなった俳優ジェームズ・ディーン。異端児と呼ばれて人気を博したジェームズだったけれど、1955年に交通事故により24歳の若さで他界。ジェームズの主演映画はたったの3作品だけでありながら、そのカリスマ性から今なお熱狂的なファンが多い。
そんなジェームズが、なんと映画館のスクリーンに返ってくる。ジェームズの死後64年となる今年2019年11月下旬に制作が開始されるのは、ベトナム戦争を題材にした映画『Finding Jack』。今作でディーンが演じるローガンというキャラクターは、準主役だという。
今作のアントン・エルンスト監督は、米Hollywood Reporterにこう話す。
「私たちは、ローガンという役を演じるのに完璧な人物を隅々まで探しました。数ヵ月のリサーチののち、私たちはジェームズ・ディーンに決めました」
ジェームズは、過去の映像や写真を使ったCGIによってスクリーンの中に復活するそう。また、ジェームズの声は別の役者が演じることになる。
ジェームズの家族は、今作を「作られることのなかった彼の4作品目」と考えているという。(フロントロウ編集部)