人気ドラマ『ゴシップガール』のスピンオフ版に、オリジナル版に全話を通して出演したあのキャストがカムバックすることが決定した。(フロントロウ編集部)

あのオリジナルキャストが帰って来る!

 現在制作が勧められているドラマ『ゴシップガール』のスピンオフ版に、オリジナル版で “ゴシップガール”の声を担当した俳優のクリスティン・ベルが出演することが、米The Hollywood Reporterの報道で明らかになった。

 クリスティンは、映像への出演はないものの、メインキャラクターたちを翻弄する謎の存在“ゴシップガール”として「私の正体?それは絶対に秘密」「xoxo ゴシップガール」などの名台詞を世に送り出してきた、同作には欠かせない存在。

画像: クリスティン・ベル。『ヴェロニカ・マーズ』などのヒット作への出演もさることながら、キュートで特徴的な声を活かした声優としての仕事も多い。ディズニー映画『アナと雪の女王2』でも前作にひきつづき、アナの声を担当。

クリスティン・ベル。『ヴェロニカ・マーズ』などのヒット作への出演もさることながら、キュートで特徴的な声を活かした声優としての仕事も多い。ディズニー映画『アナと雪の女王2』でも前作にひきつづき、アナの声を担当。

 スピンオフ版制作決定のニュースが世界中を駆け巡った7月、米E!のインタビューで再演の可能性について直撃されたクリスティンは、「あるかもね」と答えたあと、同作のお馴染みのセリフにかけて「それは絶対に秘密(I'll never tell.)」とコメントし、ファンたちの期待を煽っていた。


スピンオフはこんな作品になる!

 すでに制作が開始してから数カ月が経過しているという同作は、2012年に放送が終了したオリジナル版『ゴシップガール』のシーズン6の最終回から8年後が舞台。

 匿名サイト「ゴシップガール」の社会的監視の下に置かれることとなった、ニューヨークの私立高校に通う新たな世代の10代の若者たちにスポットライトが当てられるとともに、SNSの普及により大きく変化したニューヨークの様子なども描かれるという。

画像: © 2012 The CW Network, LLC. All Rights Reserved

© 2012 The CW Network, LLC. All Rights Reserved

 引き続き、制作総指揮と脚本を務めるジョシュ・シュワルツは、10年以上前に制作されたオリジナルの『ゴシップガール』とスピンオフ版では時代が違うと分析しており、スピンオフでは前作のように“ゴシップガール”の正体探しなどは行なわれず、そのかわり、「みんながゴシップガール」という独自の設定で物語が描かれることを明かしている。

 オリジナル版で主演を務めたブレイク・ライブリーやレイトン・ミースター、そしてチェイス・クロフォードもリブート版やスピンオフ版への出演に関して前向きな発言をしているが、現時点では、彼らがカムバックするか否かは明かされていない。

画像: 左から:ブレイク・ライブリー、チェイス・クロフォード、レイトン・ミースター

左から:ブレイク・ライブリー、チェイス・クロフォード、レイトン・ミースター

 さらに、次世代のメインキャラクターたちを演じるキャストについても、まだ発表されていないが、ひとまず、オリジナル版の醍醐味のひとつだったクリスティンによる“ゴシップガール”のナレーションがスピンオフ版でもまた聞けることは、ファンにとっては嬉しいニュース。今後の続報に注目! (フロントロウ編集部)

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