MCUを手掛けるマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、今後のMCUに関わる作品について進捗状況を明かした。(フロントロウ編集部)

単独ドラマから映画化へ

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』などをはじめとしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品は、今後新たにスタートするディズニーのストリーミングサービス「ディズニー+」が始まることによって、これまで以上に拡大する。

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 MCU映画でお馴染みの、セバスチャン・スタンとアンソニー・マッキーがW主演するドラマ『The Falcon and The Winter Soldier(ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンターソルジャー)』や、トム・ヒドルストンによる単独ドラマ『ロキ』などの配信が決まり、これまで以上により多くの作品がMCUというひとつの世界観を共有することになる。

 そんななか、すでに紹介されているディズニー+のドラマで主演を務める新キャラクターが、将来的に映画に登場することを、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が米Hollywood Reporterのポッドキャストで明かした。

「すでに発表している、シー・ハルク、ミズ・マーベル、ムーンナイトといったディズニー+のドラマで初めてお目見えするキャラクターは、映画にも登場します。これからのMCUは(時系列)を行き来することになるでしょう」

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 2020年以降にディズニー+で配信されるMCUドラマ『Ms.Marvel(ミズ・マーベル)』、『She-Hulk(シー・ハルク)』、『Moon Knight(ムーンナイト)』のメインキャラクターが、今後のMCU映画に登場することを明かすと、ファイギ社長はこんなことも報告。

「『ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンターソルジャー』は絶賛撮影中であり、ちょうど昨日に撮影中のドラマ『ワンダヴィジョン』のセットから戻ってきました。(ディズニー+に登場する)すべてのキャラクターは、ワクワクさせてくれる変化を遂げ、映画に反映されるでしょう」

 すでにサムとバッキーによるドラマ『ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンターソルジャー』(2020年秋配信)と、エリザベス・オルセンとポール・ベタニーによるドラマ『WandaVision(ワンダヴィジョン)』(2021年配信)の撮影が始まっていることも報告した。

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 映画で伝えきれない部分をディズニー+の作品で補い、ますます奥深く、そして複雑に入り混じっていくMCUの世界。2020年に公開される映画『ブラック・ウィドウ』から新たにフェイズ4(※)に突入するMCUに、ますます期待がかかる。
※MCUにおける「フェイズ」とは、20作以上ものMCU映画を区切る名称で、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』まででフェイズ1、フェイズ2、フェイズ3がある。

(フロントロウ編集部)

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