レディー・ガガ、「あのアルバム」を忘れたと発言しファン騒然

ガガの発言が話題に

　ラスベガスで定期公演を行ない、自身６枚目のアルバムの制作を進めているレディー・ガガ。これまで5枚のアルバムをリリースしており、そのどれもがガガのキャリアを築くうえでは欠かせないものに。アーティストにとって長い時間をかけて制作されたアルバムは、自分の子供のようという人もいるほど大切なものだが、ガガがツイートした「ある内容」がファンの間で波紋を呼んでいる。

　それがこの「『アートポップ』のことは覚えていない」というツイート。

　リード曲「アプローズ」やデザイナーのドナテラ・ヴェルサーチに捧げた曲「ドナテッラ」などが収録された『アートポップ』は2013年にリリースされたアルバムで、全世界で約250万枚を売り上げた作品。ガガ自身の感性がこれでもかというほど詰められた、コアなファンたちが望む仕上がりとなったアルバムだったため、今回のガガの発言は波紋を呼び、ツイッターのワールドトレンド入りするという事態へ。

　ガガはどのような心理で「『アートポップ』のことは覚えていない」と発言したのかは不明だが、アルバムがリリースされた2013年は、ツアーを中断して股関節の手術を受け、リハビリに励むなどガガにとって困難な年。

　さらに『アートポップ』は、デビューアルバムの『ザ・フェイム』や『ボーン・ディス・ウェイ』などに比べると売り上げが急激に落ちてしまい、一部の人からは「ガガは終わった」とまで言われる結果となってしまった。ガガにとって忘れたい1年だったためこのような発言をしたのか、冗談でこのような発言をしたのかはガガにしか分からないけれど、コアなファンが好きだったアルバムだけにファンの間では動揺が広がっている。（フロントロウ編集部）