『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークが、賛否両論を巻き起こした最終回について、ポジティブな思いを抱いていることを明かした。(フロントロウ編集部)

『ゲーム・オブ・スローンズ』問題の最終回

 最終回の翌日には、何千万人ものファンに“GoTロス”を引き起こしたと見られる大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。しかし、最終章シーズン8には賛否両論があり、最終章を別の脚本家で作り直してくれと嘆願する署名には140万人以上から賛同が集まったほど。

画像: ⒸHBO / Album/Newscom

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 最終章に対する批判には、メインキャラクターの1人であるジョン・スノウ役のキット・ハリントンや、ジェイミー・ラニスター役のニコライ・コスター・ワルドーが苦いコメントをしているけれど、最終回で思いもよらぬ展開が起こったデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークは、ポジティブな感情を持っているよう。英テレビ番組『The Morning(原題)』に出演したエミリアは、こう話した。

「ファンのみんなが私たちをあんなに長い間見続けてくれて、純粋にあんなに(ドラマを)気にかけてくれたのは、とっても嬉しいこと。ネットは自分の頭に悪影響だからあんまり確認しないけど、多くの人がターガリエンに対してすごく優しかったし、それってありがたいことだよね」

画像: 『ゲーム・オブ・スローンズ』問題の最終回

 賛否両論が巻き起こるということは、それだけ多くのファンが作品を気にかけてくれたということ。エミリアは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の制作に携わった1人として、多くの人から作品に対して反応があったことを前向きに捉えている様子。また、エミリアはドラマ制作に対して割り切った姿勢をたびたび見せており、「すべての人を喜ばせるエンディングがあったとは思わない」と言い切った。

 とはいえ、ドラマの人気に比例して、その批判もかなり大きなものだったことは事実。エミリアは10月に米IndieWireで、『ゲーム・オブ・スローンズ』のプロデューサーたちを気づかう様子を見せていた。

 そんな『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章シーズン8だけれど、今年2019年のエミー賞では史上最多32部門にノミネートされ、最終的に12冠を達成している。(フロントロウ編集部)

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