出演女優の全カットされたシーンが配信
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、重要な役どころで登場するシーンをすべてカットされ、本作への出演そのものがなかったことになってしまったキャサリン・ラングフォードの出演シーンが、ディズニー+で配信されるという。
ドラマ『13の理由』のハンナ役で大ブレイクした若手俳優のキャサリンは、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク/アイアンマンの娘モーガン・スターク役として同作に起用。
キャサリンは、本編に登場した6歳の子役レクシー・レイブが演じたモーガン・スタークの「未来の姿」として出演が予定されていた。
しかし、上映時間の関係上、残念ながらこのシーンをカットせざるを得なくなったため、キャサリンの出演シーンは全カットに。トニーが指を鳴らした直後に行った黄泉の世界で、大きくなった娘に出会い、そこで許しを得て安らかな気持ちで逝くというシーンが本編から外されたことによって、キャサリンの出演シーンはなくなってしまった。
そんな幻のシーンが、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開から半年以上の時を経て、なんとディズニーによる動画ストリーミングサービスのディズニー+で見ることができるという。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のジョー&アンソニー・ルッソ監督による解説つきの映像でロバートとキャサリンのシーンが映され、その一部ではキャサリン演じるモーガンが、「一緒にいられる時間があって私は幸せよ。あなたはそれができなくなるまで、わたしの側にいてくれた」とロバート演じるトニーに伝える場面がある。
同作の名セリフ「3,000回愛している(I love you 3,000)」も出てくる未公開シーンは、全米で11月12日よりサービスがスタートしたディズニー+で配信中。日本を含むアジア圏におけるディズニー+の開設は、今後数年かけて随時スタートさせていくという。(フロントロウ編集部)