ヒーロー映画の概念を壊した『バットマン』3部作
DCコミックスのヒーローである「バットマン」をクリスチャン・ベールが演じ、悪役として伝説のヒース・レジャー版も誕生させた、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン』3部作。
1作目『バットマン ビギンズ』、2作目『ダークナイト』、そして3作目『ダークナイト ライジング』の3部作として人気を誇るノーラン監督のバットマンは、当初、シリーズではなく1作品で終了する予定だったそう。
しかし、『バットマン ビギンズ』の大ヒットを受けて、続編である『ダークナイト』の制作が決定。そして『ダークナイト』の大ヒットを受けて、『ダークナイト ライジング』の制作が決定した。
クリスチャンによると、ノーラン監督にとって3部作を作ることは夢だったそう。そのため、3部作を制作することが出来たあかつきには「その後は、(シリーズから)離れよう」とたびたび言っていたという。
だからこそ、上の方から4作目の制作を提案された時に、クリスチャンはきっぱりとこう言ったという。
「やらない。クリストファーの夢に従おう。3部作を作るという長年の夢に。シリーズを大きくしすぎず、甘やかしすぎず、4作目に進むことはせずにね」
カナダのToronto Sunにこう語ったクリスチャン。歴代多くの有名俳優たちが演じてきたバットマンは、クリスチャンからベン・アフレックにバトンが渡され、最新バットマンは、ロバート・パティンソンが演じることに決定している。(フロントロウ編集部)