シンガーのホールジーが、自身と韓国ボーイズグループ防弾少年団(BTS)のグラミー賞落選について意見を述べた。(フロントロウ編集部)

ホールジーは何を語った?

 現地時間21日、音楽界で最も栄誉ある賞と言われるグラミー賞のノミネーションが発表。今年度のグラミー賞には、シンガーのビリー・アイリッシュが史上最年少で主要4部門全てにノミネートされ、そのほかビヨンセやテイラー・スウィフト、アリアナ・グランデらが名を連ねた。

 そんななか、今回ノミネーションを逃したシンガーのホールジーがツイッターを更新し、想いを綴った。

画像1: ホールジーは何を語った?

「私のファンへ。怒ったり、うまくいかなくてイライラしたりしても無駄だよ。みんなが納得いかないのはわかってる。もちろん私も悲しい。だけど、そんなの関係ないの。みんながここにいて、私はここにいる。なにも変わらないし、「Without Me」は、変わらずにイケてて記録破りの曲だもん」

 ホールジーは今年、自身の楽曲「Without Me」が大ヒットを記録。主要シングルチャートBillboard Hot 100で自身初の1位に輝いた。

 ホールジーは、ノミネートの有力候補として名が上がっていた同曲の落選に無念の想いをあらわにしながら、自身がコラボした韓国のボーイズグループ防弾少年団(BTS)のノミネーション落選にも言及。

画像2: ホールジーは何を語った?

「ネガティブなものは、消して無視しよう。BTSは、本当ならもっとたくさんのノミネーションにふさわしい。でも、私は彼らが認知されていないことに驚いていない。アメリカは、まだムーブメントから遅れているから。その時は来るわ」

 BTSと楽曲「Boy With Luv」でコラボを果たし、メンバーとも仲が良いことで知られるホールジー。以前からグラミー賞は、人種やジェンダーに関する問題が根深いことが話題になっており、ホールジーはその問題を匂わせつつも、まだ改善の余地があることをほのめかした。

 そんなホールジーは最後に、自身の落選に悔しさをにじませながらも、「ノミネートされたアーティストのみんな、おめでとう。今年もたくさんの素晴らしい音楽がノミネートされているね。私の多くの友人や仲間がノミネーションから外れているけれど、音楽がものを語っているでしょう。毎年こういうものだよね」とツイートし、同じ業界で活躍するアーティストを称えた。(フロントロウ編集部)

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