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『スター・ウォーズ』シリーズ生みの親、ジョージ・ルーカス監督が、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には独創性がなく失望を隠せなかったと批判したことに、現監督のJ.J.エイブラムスが反応。(フロントロウ編集部)

ルーカス、“続三部作”への批判

 『スター・ウォーズ』シリーズを作り上げたことで知られるジョージ・ルーカスは、2015年の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には独創性がなく失望していたということを、ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOであるボブ・アイガーが自伝の中で明らかにした。

画像1: ルーカス、“続三部作”への批判

 それに対し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で監督を務め、最新作の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でもメガホンを取るJ.J.エイブラムスが米Rolling Stoneのインタビューで反応。

 エイブラムス監督は、ルーカス監督の批判を完全に受け入れており、「彼にとっては複雑なことだったんじゃないかな。自分の子供みたいな作品を誰かに売ると決めるのは、小切手にサインして笑顔を見せること以上に複雑な思いだったはず。でも彼はとても親切で、寛大だった」とコメント。

画像2: ルーカス、“続三部作”への批判

 さらに、ファンの間で広まる『フォースの覚醒』に対する批判の1つである、“最初の三部作の要素に寄せすぎているのでは”という批判についても、「その批判をしっかりと受け入れるよ」と反応。

 『フォースの覚醒』から始まるシリーズは、ルーク・スカイウォーカーの存在を神話だと思っている若い主人公から始まり、これまでの作品を物語の歴史の中に入れ込んだ世界観を作り上げたかったと明かした。その上で、新しい『スター・ウォーズ』は、これまでの『スター・ウォーズ』を踏襲してこそ新しい領域に進むことができる、という作品の意図を明らかにした。

 “続三部作”は、ルーカス監督を含め、往年のファンからも賛否両論がある作品。そんなシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、2019年12月20日に日米同時公開される。(フロントロウ編集部)

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