シンガーのザ・ウィークエンドが、元恋人でモデルのベラ・ハディッドとの関係を歌った新曲「ハートレス(Heartless)」をリリース。(フロントロウ編集部)

ドロドロの失恋ソングに「完全復活」の声

 シンガーのザ・ウィークエンドが、2018年3月にリリースしたEP『マイ・ディアー・メランコリー(My Dear Melancholy)』以来、約1年半ぶりとなる新曲「ハートレス(Heartless)」をリリースした。

 日本語に直訳すると「心がない」、つまり「無情な」「冷酷な」といった意味になる「ハートレス(Heartless)」というタイトルがつけられた今回の新曲は、元恋人でモデルのベラ・ハディッドと交際していた時期を振り返って歌ったものだと言われている。

画像: ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーで、ベラ・ハディッドと共演を果たしたザ・ウィークエンド。

ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーで、ベラ・ハディッドと共演を果たしたザ・ウィークエンド。

 以下、「ハートレス」に出てくるベラのことを思わせる歌詞。

俺は心と感情を捨てた
正しいことをする気はある
今回ばかりは君のことを失ったと思った
でも君は俺のところに帰ってきた
君は決して俺のことを見捨てない(なぜそうしない?)
君の目に映るものを俺は一生理解できない(君が欲しい)
一人だとうまくいかない
君は俺の声をはっきりと聞いただろ

 2015年4月に初めて熱愛を報じられたザ・ウィークエンドとベラは、多忙によるすれ違いが原因で2016年11月に破局。それから数ヵ月後、ザ・ウィークエンドはシンガーのセレーナ・ゴメスとの交際をスタートさせた。

 しかし、順調かと思われたセレーナとザ・ウィークエンドの交際はそう長くは続かず、2017年10月に終わりを迎え、それからほどなくしてザ・ウィークエンドはベラとよりを戻した。以降、ベラとザ・ウィークエンドは安定した交際を続けていたが、結局、今年8月に破局してしまった。

 「一度ヨリを戻した相手」に宛てた歌詞という点を踏まえて考えると、先ほどの歌詞の内容が当てはまるのはベラしかいない。

画像: セレーナ・ゴメス(左)とベラ・ハディッド(右)。

セレーナ・ゴメス(左)とベラ・ハディッド(右)。

 そのほかにも、「ハートレス」には「ずっとヤリまくってる/犬用のオリが必要/何百人ものモデルがそこに消えていった」「アンフェタミンの過剰摂取で腹が痛い」「写真撮影、俺はスター/女の子たちのガードを緩めるために夢を売ってる」といった過激な内容の歌詞が続々と登場する。

 以下、サビの歌詞。

俺には心がない
結局元の自分に後戻り/だって俺には心がないから
大金とこの痛みが俺から心を奪った
一生、人生のどん底/だって俺には心がないから
まともな人間になろうとした/でも俺には心がない
心がない奴に結婚なんて無理
一生、人生のどん底/だって俺には心がないから

 アーティストとして大成功を収めた一方で、虚無感からセックスやドラッグに溺れ、落ちるところまで落ちた自分について赤裸々に歌った今回の新曲は、ファンにもかなり好評で、なかには「ベラとセレーナがザ・ウィークエンドの心をズタズタにしてくれたおかげで完全復活を遂げた」と、元カノ2人に感謝する声まで上がっている。

 ちなみに、ザ・ウィークエンドは近々リリース予定のニューアルバムに、元カノであるセレーナの名前が入った「ライク・セレーナ(Like Selena)」という楽曲を収録することをウワサされている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.