リアーナが、英国ファッション協会が主催するザ・ファッション・アワード(ブリティッシュ・ファッション・アワード)でアーバン・リュクス部門を受賞した。(フロントロウ編集部)

リアーナがファッション界で認められる

 数多くの一流メゾンを束ねるLVMH社にとって初めてとなる非白人女性のブランドであるリアーナ率いるフェンティ(Fenty)は、2019年5月にローンチしたばかりというのに、イギリスで最も権威があるファッションアワードであるザ・ファッション・アワード(ブリティッシュ・ファッション・アワード)のアーバン・リュクス部門にノミネート。

 過去にはオフホワイトなどが選出され、今回もNYを拠点に活動しディオール(Dior)とコラボしたデザイナーのマシュー・ウィリアムズが手掛けるアリクス(Alyx)や、世界最高峰のファッションコンテストと呼ばれるLVMHプライズでグランプリを受賞したマリーン・セル(Marine Serre)、そしてモンクレール(MONCLER)が、8人の世界的デザイナーを迎えて展開するモンクレール・ジーニアス(Moncler Genius)などがアーバン・リュクス部門に選出されていただけに、どのブランドが受賞してもおかしくない状況だった。

 そしてザ・ファッション・アワード当日。フェンティのドレスを着用して、エイサップ・ロッキーと共に会場に姿を現したリアーナ。会場では、ヴェルサーチェのデザイナーであるドナテラ・ベルサーチェなどと一緒に円卓を囲んで和やかな雰囲気だったが、アーバン・リュクス部門の発表では緊張感が。

画像: リアーナがファッション界で認められる

 いよいよ発表の瞬間。今年は飲みネーターが精鋭ぞろいだったアーバン・リュクス部門でプレゼンターを務めたジャネット・ジャクソンが「あなたはそのスタイル、大胆さ、女性としての強さで愛されています。成功したアーティストでデザイナー、活動家、起業家、そしてLVMH社にとって初めての黒人女性として尊敬されています。おめでとう、リアーナのフェンティ」と、リアーナの名前を呼びあげフェンティの受賞が決定した。

 リアーナは受賞の瞬間、ジャネットの言葉を逃さないように耳を傾け、受賞したことにかなり驚いたような表情をしていた。

 その後リアーナは壇上にあがり、トロフィーをもらいバックステージではジャネットとの記念すべき2ショットを撮影。

 リアーナは活動の拠点をアメリカからロンドンに拠点を移し、本業の音楽を作りながら、コスメ事業やデザイナーとして多忙な日々を過ごしていた。今回リアーナがザ・ファッション・アワードのアーバン・リュクス部門を受賞したということは、これまでのリアーナの努力が実を結び、一流デザイナーとして多くの人に認められたということ。(フロントロウ編集部)

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