全米でたったの4館のみの上映だったにもかかわらず、最終的には891館まで上映館が拡大し、アカデミー賞大本命と目されている話題の映画『フェアウェル(THEFAREWELL)』が、2020年春に日本公開することが決定した。(フロントロウ編集部)

アジア系俳優がメインの映画

 映画『フェアウェル(THEFAREWELL)』は、2019年7月12日に全米4館で限定公開された作品。それにもかかわらず、全米4,634館で公開されていた『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』や2,557館で公開されていた『アラジン』に迫る勢いの興行収入を記録し、たったの4館のみの上映にもかかわらず19位という成績を残した。

画像: ©BIG BEACH FILMS / Album/Newscom

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 2019年1月25日のサンダンス映画祭でプレミア上映された際はアマゾン・スタジオやNetflix、フォックス・サーチライト・ピクチャーズなど、名だたる映画会社が配給権をめぐって争い、6億5,000万円以上(600万ドル)の価格でA24が上映権を獲得した。

 本作は非常に評価が高く、米批評サイトRotten Tomatoesでは99%の支持率、10点満点の平均は8.58点を記録している。

【あらすじ】
実際の“嘘”に基づく、愉快で、心温まる物語。
中国を離れ日本やアメリカなど海外に散った親戚一同が、末期がんを患ったおばあちゃんのために、何十年ぶりかに帰郷し、顔をそろえることに。アメリカNY育ちのビリーは大好きなおばあちゃんが残り僅かな人生を後悔なく生きてもらえるように、病状を伝えるべきと主張するが、中国に住む大叔母は、「がんで死ぬ人は、がんではなく、恐怖に殺される」と固辞。中国では助からない病は告げない伝統があると、他の親戚たちも賛同し、ビリーと意見が分かれてしまうのだが…。それぞれがおばあちゃんの幸せを想い、ときにぶつかり、ときに励まし合う、愉快でやさしい心温まる家族の物語。

 主演のビリーを演じるのは、映画『オーシャンズ8』や『クレイジー・リッチ!』で名をはせたオークワフィナ。アジア系アメリカ人である彼女は、米TIMEが選ぶ“次世代の100人”の「提唱者」部門でも受賞しており、映画業界に限らず様々な場所で引っ張りだこ。

 オークワフィナは本作でゴッサム・インディペンデント映画祭の主演女優賞を獲得した。

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 ビリーの父ハイヤン・ワンには、映画『ラッシュアワー』シリーズなどにも出演し、ディズニー映画『ムーラン』の公開を控えるツィ・マー、母親のルー・チアンには、数々の映画、TVシリーズに出演しているダイアナ・リンが抜擢。そして米Varietyの“2019年に注目すべき監督10人”に選ばれた注目の女性監督、ルル・ワンがメガホンをとった。

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 アカデミー賞受賞大本命という呼び声も高い映画『フェアウェル』は、2020年春に日本全国公開。(フロントロウ編集部)

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