大手スーパーマーケットのウォルマートで販売されたクリスマスセーターのデザインをめぐり、同社が謝罪する騒動が発生した。(フロントロウ編集部)

クリスマスセーターに“違法行為”

 欧米では、毎年ホリデーシーズンになると至る所でクリスマスセーターが販売される。その多くはアグリー・セーター(ださいセーター)と呼ばれる、クリスマス感満載で私服にするには恥ずかしいような“ださい”デザインのもの。

 こうしたアグリー・セーターを販売するのは、食品から衣類や雑貨まで販売するウォルマートも例外ではなく、毎年様々な種類のセーターを取りそろえている。

 そんななか、カナダのウォルマートのオンラインショップに掲載された、とあるクリスマスセーターが物議を醸している。

画像: Walmart.ca

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 クリスマスソングのタイトルとしても知られる「Let It Snow」という文字が描かれたこのセーターには、テーブルの上に白い線が3本引いてあり、その手前にいるサンタクロースの片手には、ストローのようなものを持っている。

 これが、あたかもサンタクロースがコカインを吸おうとしているように見えることから、批判が殺到。

 加ウォルマートは、「このセーターは第三者によって販売されたもので、ウォルマートが表す価値観とは異なりますし、ウェブサイトにも掲載されるべきものではありません」「商品の掲載を削除しました。ご不便をおかけして誠に申し訳ありませんでした。このセーターはウォルマートのものではありません」と声明を発表。

 問題のセーターはすでにサイトから取り下げられたという。(フロントロウ編集部)

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