いつもの髪型が似合わなくなってきた?
年齢を重ねていくにつれて、「なんだか今の髪型が似合わなくなった?」や「そろそろ髪を短くしたほうがいい?」と悩む人も多いはず。専門家によると、ヘアスタイルの印象が老けて見えてくる原因は、髪型や髪の長さではなく、「髪の質感」。
肌と同じように、髪も年齢と共に変化していくため、トップのボリューム・パサつき・表面のうねりなど徐々にエイジングサインが表れてくるという。
髪の質感が変わってくると、ヘアスタイルの仕上がりも変わってくるため、今までの髪型が似合わないと感じるようになってしまう。
そんな髪の悩みを解決し、実年齢よりも若々しく見せるスタイリングテクニックを髪のプロたちが紹介した。
トップのボリュームには“ヘアドライヤー”
髪の年齢がもっとも現れやすいのが、トップのボリューム。髪のボリュームを取り戻すために、ヘアスタイリストのポール・パーシヴァルは、「少しでも髪を持ち上げることが大事。ヘアドライをする時は、髪を真上に引っ張って根元を乾かして」と米メディアByrdieにコメント。
また、髪の分け目を変えるのもひとつの手。ポールいわく、いつも同じ分け目だと髪がペタンコに見えてしまうため、分け目をジグザグにしたり、斜めにしたりするのもボリュームアップに効果的だという。
さらに、根本からヘアケアをしたい場合、ポールは、「髪にハリとコシを与える“ボリュームアップシャンプー”を使うのもオススメ。使わないとじゃ、大違いだよ」と、ヘアケアアイテムの効果もあなどれないとアドバイス。
スタイリングに“ヘアオイル”を使う
髪は20代ぐらいから皮脂の分泌が減っていくため乾燥しやすくなり、その結果、髪がパサついてしまい老けた印象になるそう。それを解決するためにポールがオススメするのは、ヘアスタイリング時にヘアオイルを使うこと。ヘアケアでオイルを取り入れる人はいると思うけれど、ポールは「スタイリングをする際にヘアオイルを使って。髪にうるおいとツヤが出るだけで若々しさが出る」とオイルでツヤが出せるとアドバイス。
髪のうねりには“ヘアアイロン”
年齢と共に頭皮がたるむことによって生じる髪のうねり。その髪のうねりも老けた印象に見せる要因だという。そのためポールは、髪のうねりをストレートアイロンで直すのをオススメ。
ポールによると、髪の内側をドライヤーで乾かした後、うねった毛先にヘアアアイロンを当てて、内巻きにカールすることで大抵のうねりは解消できるそう。
年齢が表れやすいヘアスタイル。髪のエイジングサインが気になったら、プロのスタイリング術を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)